福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
最近は屋外だけでなく屋内でもマスクなしの方も増え、ここ数年マスクで隠れていたベースメイクやリップメイクに再び力を入れ始める方も増えてきました。
これまでマスクに付かないことを重視したマットなメイクが主流となっていましたが、韓国ではここ最近なかなか挑戦出来なかったツヤ感のある「水光(すいこう、ムルグァン)メイク」が再び脚光を浴びてきています。
ではこの水光メイク、いったいどんな肌かご存じですか?
今回は水光肌の作り方やスキンケア方法をご紹介します。
水光肌とは?
韓国では定番となっているベースメイク方法の「水光肌」。
日本でいうツヤ肌にあたりますが、通常のツヤ肌とは異なり、水光肌は水を帯びたようにみずみずしく潤ったツヤ感が特徴です。
テカリとは違い、ピュアな光沢感のあるツヤ肌で、ナチュラルな美肌に見えます。
また、水光肌が注目されはじめたのはクッションファンデの人気がきっかけでもありました。
クッションデとは、クッション状のスポンジに染み込んだファンデーションを付属のパフで肌に直接のせるだけという手軽さが特徴です。
今までパウダリーなマット肌が定番だった日本においてもツヤ肌作りが注目され始めました。
水光肌のベースメイク
水光肌を作るためのベースメイクは、基本的にはツヤ肌タイプのものを使用します。
みずみずしく光沢感のあるものを使ってうるつや肌を目指していきましょう。
1 下地
化粧下地はメイク全体の仕上がりを左右する重要なアイテムです。
そのため水光肌を作るために保湿感や血色感、パール感のある下地を選ぶと、潤いのある健康的な水光肌に近づきます。
また、色ムラやくすみを目立たなくしたい場合は、コントロールカラーを使用すれば、肌の色味を調整して自然な水光肌を作ることが出来ます。
2 ボリューマー
日本では聞き馴染みのないボリューマー。
ボリューマーは韓国発祥のメイクアイテムで水光肌のために作られました。
普段使っているファンデーションに混ぜて使うだけで、ツヤツヤの水光肌が作れるので韓国では人気となっています。
また、日本や他の海外ブランドでは、パール配合のものや保湿成分が多い下地などで代用できます。
3 ファンデーション
水光肌の要はファンデーションです。
ツヤ肌仕上げのクッションファンデーションやリキッドファンデーションがおススメ。
パウダーファンデーションはマットな質感になるので避けて下さいね。
また、厚く塗ればぬるほど崩れやすくなるので厚塗りはNGです。
パフは滑らせずに叩き込むようにするのがコツです!
4 ハイライト
水光肌に欠かせないのが光をプラスするハイライトです。
リキッド系のベースメイクと相性のよいクリームタイプやスティックタイプのものがオススメです。
使い方は光が当たる場所や高いところにのせるだけなので簡単です。
Tゾーンや鼻先、目の下のCゾーンや唇の山、顎先などにのせて下さい。
目の下やほうれい線にのせるのもおすすめです。
5 フェイスパウダー
水光肌を作る場合は、基本的にパウダー系のメイクアイテムは使いません。
しかしTゾーンや小鼻の横など、崩れやすい部分にはフェイスパウダーをのせてもOKです。
パフでのせるとしっかりつきすぎてツヤ感を消してしまうため、パウダーをのせるときは大きめのブラシがおすすめです。
ブラシにパウダーをとり、余分なパウダーを落として顔にのせて下さいね。
6 メイク直しについて
時間が経つと乾燥してマットに近づいてしまいます。
メイク直しはツヤ感を取り戻すことが大事です。
ティッシュで顔全体の皮脂を押さえたら、スプレータイプの化粧水などの潤いアイテムを顔に吹きかけて、クッションファンデーションを薄く重ねる方法がおすすめです。
肌が乾燥して余分な皮脂が出ている上からそのままクッションファンデーションを厚塗りすると、透明感やツヤがなくなり、さらに崩れやすくなってしまうので注意が必要です!
水光肌のスキンケア
水光肌はスキンケアの段階から作り込みが大切です。
しっとりと十分に保湿された土台がなければみずみずしい質感は作れません。
また、乾燥していると余分な皮脂が浮き出てしまい、テカリやすくなってしまうので、日々のスキンケアも保湿を大切にして下さいね。
美容液は、特に保湿成分の高いものやオイルタイプのものがおすすめです。
保湿成分やオイルが保湿膜を作り、乾燥知らずの肌を維持してくれます。
また、化粧直しの時もオイル系の美容液を使ってみて下さい。
少量を手に伸ばして、肌全体に手のひらで包むようにのせると、水光肌の光沢感が取り戻せます。
水光肌に合うポイントメイク
水光肌の良さをより活かすためにはポイントメイクも重要です!
ここからは、ポイントごとに分けてご紹介していきます。
アイメイク
アイメイクも濡らしたような質感のツヤタイプのものや大きめのラメのものなど、透明感のあるものがおすすめです。
マットなものや濃い色のものは似合わないので、色というよりナチュラルで抜け感が出るような質感にこだわってみて下さい。
チーク
チークは控えめにし、ほんのり血色感を感じる程度につけます。
クリームタイプのものがおすすめです。
少量を頬にのせ、周りにトントンと広げるようにつけます。
チークレスでもOKですが、その場合はハイライトやシェーディングでしっかりメリハリをつけて下さい。
リップ
リップもツヤ感を強調するようなものがおすすめです。
ナチュラルに仕上げるなら肌馴染みの良いピンクやオレンジのグロス、大人っぽく仕上げるなら深みのある色味でもラメやパールなどの透明感のあるものやオイルが入っているしっとり系のリップを使用してみて下さい。
また、ティントタイプのものを使って内側から外に向かうグラデーションリップにすると、血色感が出て韓国っぽく仕上がります。
水光肌を作る時の注意点
最後に水光肌を作る際の注意点をご紹介します。
せっかく水光肌を作っても以下の注意点に気をつけないと台無しになってしまいます…。
注意点に気をつけてメイクの完成度をあげましょう!
1 フェイスパウダーをはたきすぎない
フェイスパウダーをはたきすぎるとせっかく仕上げたツヤを消してしまうので、Tゾーンなどテカリやすい部分だけにブラシでふわっとのせる程度にしておきましょう。
脂性肌で崩れるのが心配という方は、粒子の細かいルースパウダーやパール・ラメなどツヤ感のあるパウダーを大きめのブラシで顔全体にふわっとのせて下さい。のせすぎはNGです。
2 スキンケアの後に少し時間を空ける
肌に水分や油分が多すぎるのもメイクがヨレたりテカる原因になります。
ですので、肌に馴染ませるためにスキンケア後3〜5分ほど置いてからベースメイクを始めるのがおすすめです。
3 マットなアイテムは使わない
メイクでは全体のバランスが大切なので、目元や唇だけマットな質感だと、どれだけ綺麗に仕上げた水光肌でもツヤが不自然に見えてしまうこともあります。
ポイントメイクのアイテムも透明感のあるものにして統一感を出して下さいね。
今回は水光肌の作り方、注意点をご紹介しました。
自然なツヤ肌美人を目指している方は、是非水光肌に挑戦してみて下さいね!
自分ではうまくできないという時は、ぜひ当店のメイクレッスンをご利用ください♪