福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
朝晩涼しくなりすっかり秋めいてきましたね。
さて今回はお客様の中でも悩みの多い毛穴について。
毛穴が開いてしまう原因と正しいケア方法についてです。
毛穴が開く原因
1 皮脂の過剰分泌によるもの ⇒ 開き毛穴
角栓が詰まることによって毛穴が押し広げられているのが特徴です。
毛穴の角栓が取れている場合は、そのままぽっかりあいた状態になります。
皮脂の過剰分泌により皮脂の出口である毛穴が大きく広がってしまうので、肌の油分と水分のバランスを整えると改善します。
またストレスなどで体に負荷がかかると、皮脂分泌が過剰になり毛穴が開きます。
精神的ストレスや睡眠不足は肌のターンオーバーを乱すので肌が乾燥しやすくなり、それによって毛穴が目立つようになります。
甘いものや脂っぽい食事、辛いものなどは皮脂分泌を促すので要注意です。
●バランスの悪い食事 ⇒ 過剰な糖質や脂質、香辛料などは皮脂腺を刺激し皮脂分泌が活発になる。
●睡眠不足 ⇒ 睡眠時に分泌される成長ホルモンが減少するので、ターンオーバーが乱れて肌が乾燥し、皮脂分泌が活性化する
●ストレス ⇒ 肌に栄養が行き届かなくなってバリア機能が乱れ、ホルモンバランスの乱れも加わって皮脂分泌が過剰になります。
2 加齢などによる肌のたるみによるもの ⇒ たるみ毛穴
丸く開いていた毛穴が、皮膚の重みに引っ張られることでしずく型のように縦長に広がっている状態が特徴です。
加齢や乾燥による肌バリア機能の低下、紫外線ダメージなどによって肌のハリを保ちにくくなり重力によって毛穴がたるみます。
毛穴を小さくする方法
1 クレンジングと洗顔
穏やかな洗浄力に毛穴ケア効果も兼ね備えたクレンジングジェルと、マイルドな角質ケア効果がある洗顔ジェルを使用します。
潤いを守りながら不要なものだけをオフします。
2 鎮静・保水
肌荒れを鎮静し、角質ケア効果をもつ保湿液と、抗炎症成分やナイアシンアミドがふっくらなめらかな質感に整える美容液を使います。
炎症を鎮めながら毛穴を滑らかにします。
3 高保湿乳液
お手入れの仕上げには乳液です。
バリア機能を立て直す働きをもつ敏感肌用のものを顔全体にたっぷり重ねます。
4 ビタミンC配合のシートマスク
週に何回かのスペシャルケアに、ビタミンC配合のシートマスクをプラスして毛穴を引き締めます。
毛穴を大きくしてしまうNG行動
1 ゴシゴシ摩擦
毛穴を広げながら流すときは摩擦に気を付けて優しく指の腹でなでて洗います。
肌は乾燥すると硬くなり、毛穴にも汚れがガチガチに詰まってしまいます。
スーッと溶かして浮かせる成分入りの洗浄剤に変えて、撫でるように優しいタッチで洗うようにして下さい。
2 角栓を指で押し出す
角栓を押し出すことに意味はありません。
押し出すときに肌に負担がかかり、毛穴周りに炎症が起こります。
炎症は角化を促すので、より角栓が詰まりやすくなってしまいます。
角栓はとってもすぐに再生されるので、押し出すよりためない工夫をすることが大切です。
3 オイルクレンジングで長時間のマッサージ
皮脂が多く角栓ができやすい人が、角栓予防のために洗浄力の高いクレンジングオイルを使うのはOKですが、長時間マッサージして角栓を落とす使い方は肌に負担がかかるのでNGです。
毛穴レスを目指すスキンケア方法
1 毛穴の中までしっかり洗う
夜のクレンジングは毛穴が気になるTゾーンから。指の腹で丁寧に馴染ませます。
顔全体に擦らず優しく、1分程度かけて馴染ませます。
次に水を2、3滴ほど手に取り乳化させます。
そしてぬるま湯で顔全体をやさしくすすぎます。
朝の洗顔は、泡立て不要のもの以外はよく泡立て、毛穴の気になるTゾーンやあごに約半分の量をのせます。
そのまま30秒~1分程度パックします。残りの泡を顔全体に馴染ませてからよくすすぎます。
2 角層を柔らかくしながらたっぷり保湿する
酸などの角質を柔らかくする成分が入った化粧水を手からこぼれない程度にたっぷりと両手に広げます。
まずは両手で顔を包み込むようにして、顔全体に馴染ませます。
横に擦らず優しく押し込むようにして下さい。
化粧水を手に足して毛穴が気になる顔の中心部分に重ねづけします。
毛穴の中まで入れるような気持ちで押し込んで下さい。
鼻の頭や小鼻の周りなど、角栓ができやすい部分には指の腹で丁寧に重ねづけします。
3 ビタミンCコスメで毛穴にアプローチ
化粧水のあと、ビタミンC美容液を10円硬貨大程度とり、両手に広げて肌を包み込むように顔全体に馴染ませます。
毛穴が気になる顔の中心部分には指の腹を使って押し込むように丁寧に。最後に指の腹を使って毛穴が気になる鼻の周り、口元などの細かい部分に塗ります。
4 乳液もしくは軽めのクリームで潤いを閉じ込める
手のひらに適量の乳液やクリームをとります。
緩いものは1cm程度、クリーム状のものはパール粒大が目安です。
乾燥が気になるほほに多めにのせ、額、鼻、顎には少なめにのせます。
両手の指の腹全体を使って優しく馴染ませ、指に残ったものは目元や口元など細かい部分にものせます。
仕上げに両手で顔全体を包み込みべたつきの無い薄い膜に仕上げます。
毛穴が開く原因と対策、いかがでしたでしょうか?
毛穴の悩みは本当にやっかいですよね。
一度お試しいただきベースの肌をいい状態にしておくとメイクもより楽しくなると思います♪