福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
「なりたい眉毛の形があるのに、どうも理想通りに仕上がらない…」
そんな風に感じていませんか?
もしかしたら、眉の「描き方」よりも、使っているアイブロウコスメの「使い方」に秘密が隠されているのかもしれません。
今回は、アイブロウアイテムそれぞれの基本的な役割と、より美しく仕上げるためのプロのコツをご紹介します。
これらのポイントを押さえることで、あなたの眉メイクは格段にレベルアップするはず。
ぜひ、理想の眉に近づくためのヒントとして活用してくださいね!
1. アイブロウペンシルを使いこなす
【役割】
アイブロウペンシルの役割は、毛を1本1本描き足したり、足りない部分を繊細に埋めたりすることです。
細身なので微調整がしやすく、眉尻や眉頭など、特に毛流れをナチュラルに見せたい部分や、眉の美しい形をデザインする際に大活躍します。
【使うタイミング】
眉のガイドラインに: 最初に眉全体のシルエットを決める、いわば「下書き」のように使うと、全体のバランスが取りやすくなります。
毛流れの表現に: 細いペンシルならではの強みを生かし、毛の質感を感じさせるように1本1本描き足すことで、自然な立体感が生まれます。
仕上げの微調整に: 最後の仕上げに毛を数本描き足すだけでも、眉全体の印象はガラリと変わります。
【正しい使い方】
持ち方は「つまむように軽く」: 鉛筆のようにぎゅっと握るのではなく、軽くつまむように持ちましょう。
力を抜くことで、柔らかく自然な線が描けます。
手首をやわらかく使うと、カーブも直線も思い通りに描けますよ。
ペンシルは「寝かせて肌に当てる」: 直角に当てるのではなく、眉毛とペンシルが平行になるようなイメージで、寝かせながら描くのがコツです。
「小刻みにサッサッと」動かす: 長い線を一気に引くのではなく、眉毛一本一本の長さに合わせて、短い線を何度も繋いでいくように描くと、よりリアルな毛質感を再現できます。
2. アイブロウパウダーを使いこなす
【役割】
パウダーならではのふんわりとした柔らかい質感と、グラデーションの作りやすさが魅力です。
眉毛が少ない方でもしっかりと色をのせることができ、ペンシルよりも素早く広範囲をカバーできるのも大きなメリットです。
【使うタイミング】
眉の形作りに: ある程度眉毛がある方や、眉を描くのに慣れている方は、最初からパウダーで形を描くと時短になります。
眉の色付けに: ペンシルで眉のシルエットを描いた後、その内側をパウダーで埋めるように色付けすると、ふんわりとした仕上がりに。
眉が薄い方や、自然な仕上がりにしたい方におすすめです。
眉に陰影をつけるときに: 濃淡をつけるグラデーション使いで、顔全体を立体的に見せる効果もあります。
【正しい使い方】
「眉ブラシで描く」のがベスト: 付属のブラシも優秀なものが多いですが、短いものは力が入りやすく、扱いが難しいことも。
眉を描くのが苦手な方こそ、少し長めのプロ用ブラシを揃えてみると、驚くほど描きやすくなります。
「手の甲やティッシュで粉を調整」: ブラシにパウダーをたっぷり含ませたまま直接塗ると、濃すぎたりムラになったりしがちです。
一度手の甲やティッシュで余分な粉をオフしてから使うと、ふわっと均一に色をのせられます。粉飛び防止にもなりますよ。
「眉山あたりから徐々に足していく」: 眉毛が一番密集している眉山〜眉の中央あたりから色をつけ始めましょう。
眉頭から色をのせると、眉全体が重く濃くなってしまうので注意が必要です。
ブラシをジグザグと動かし、毛の間の地肌に色がのるように描いてください。
3. アイブロウマスカラを使いこなす
【役割】
眉毛の色を変えることで、毛の濃さをやわらげたり、反対に太さを出して存在感をアップさせたりと、印象を自在に操ることができます。
また、毛流れを固定するワックスのような役割も果たしてくれるため、乱れがちな眉毛の方向をきれいに整える効果もあります。
【使うタイミング】
眉メイクの仕上げに: これが一番大切なポイント!眉マスカラを塗った後に眉を描き足すと、せっかく整えた毛流れが乱れたり、色が剥げてしまったりします。
眉全体のメイクが完全に仕上がってから、最後に眉マスカラを塗るのが基本です。
【正しい使い方】
「ベタッと液がつかないようにブラシをしごく」: ブラシの縁で余分な液をよくしごいてから使いましょう。
新品や液がサラッとしている場合は、一度ティッシュで軽く押さえると適量になります。
「毛に逆らって色をつけ、その後に毛流れを整える」: まずは毛の裏側もしっかりカラーリングするために、毛流れに逆らうように塗ります。
その後、毛並みに沿ってブラシを動かし、きれいに毛流れを整えてください。地肌につかないよう、丁寧に行いましょう。
「ブラシで毛流れをとかす」: 最後に、何もついていないスクリューブラシで、角度の調整や、眉マスカラがベタッとついてしまった部分を優しくとかし整えます。
まつ毛をコームでとかすのと同じように、最後のひと手間を加えることで、眉毛はより美しく仕上がります。
まとめ
今回は、眉コスメの正しい使い方を詳しくご紹介しました。
眉毛のトレンドは変わりやすく、その都度人気の色や形も変化していきます。
ですが、これらの基本を知っておけば、どんなトレンドの眉毛も、まるでプロが描いたかのように美しく仕上げることができるはずです。
ぜひ、これらのコツを日々のメイクに取り入れて、あなたの眉メイクをワンランクアップさせてくださいね!