福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪

 

アイメイクが「なんとなくうまくいかない」「頑張っても垢抜けない」と感じる原因は、メイク技術そのものよりも「自分の目元の特徴を正しく把握していないこと」にあります。

今回はアイメイク上達の鍵となる「観察の極意 3ステップ」と、それに基づいた具体的なメイクの修正方法を解説します。

🌟 極意1:アイホールを観察する(立体感の把握)

 

アイホールとは、まぶたの上側にある眼球が収まっている骨のくぼみのことです。

 

観察のポイント

 

  1. アイホールの位置を知る: 眉の下の骨を触り、くぼんでいる範囲を確認します。この範囲が、アイシャドウのベースカラーを乗せる基準となります。

  2. 骨格の特徴を把握する:

    • くぼんでいる人(求心顔になりがち): 眉頭の下にある「眉丘(びきゅう)」が際立ち、アイホールのラインがくっきりしています。

    • 腫れぼったい人・肉付きが良い人: アイホールのラインが曖昧で、全体的にぼてっとした印象になりがちです。

 

➡️ 観察に基づくメイクへの応用(立体感の調整)

 

  • 低い部分(鼻筋の付け根など)の補強: 鼻の付け根(目頭側)のくぼみが気になる場合は、あえてそのくぼませたい部分(アイホールの内側)にハイライトを入れます。

  • 効果: ハイライトを入れた部分が前に出ることで、周囲のアイシャドウの色が際立ち、鼻筋が高く、目元の骨格がはっきりした印象になります。

 

🌟 極意2:たるみ方を観察する(二重幅とフレームの確認)

 

40代以降のアイメイクでは、上まぶたの「たるみ」を無視できません。たるみ方によって、アイラインやシャドウの入れる位置を調整する必要があります。

 

観察のポイント

 

  1. 二重幅のたるみ方: 二重さんは正面を見て、二重幅がどこで一番広く、どこで狭くなっているかを確認します。例えば、黒目の内側が広く、外側に向かって「三角目」のように下がっていないかを確認します。一重さんと奥二重さんはまつ毛にまぶたがのっかっているかいないかをチェックします。

  2. 目のフレーム(まつ毛の生え際)の隠れ方:

    • 目を開けた状態で、まつ毛の生え際全体が見えているか、まぶたに覆われて見えなくなっている箇所がないかを確認します。

    • 一重さんや奥二重さんは、中央は見えるが、目頭や目尻の3mm〜5mmが隠れていることが多いです。

 

➡️ 観察に基づくメイクへの応用(アイラインの工夫)

 

アイラインは「隠れている部分」と「見えている部分」で描き方を変えます。

  1. はっきり見える部分(中央など): まつ毛とまつ毛の間を埋めるインラインをしっかり入れ、フレームを強調します。

  2. たるみで隠れている部分(目頭・目尻):

    • 太めに、上側に入れるのがポイントです。手でまぶたを引き上げ、目を開けた時にラインがきちんと見える位置まで幅広に入れます。

    • このラインは、たるみによって目を開けると丸く自然なラインに見え、目が大きく見えます。

    • ※一重や奥二重で全体的に隠れている場合は、隠れている部分にあまり入れても効果が薄いため、見える位置までアイシャドウの締め色を幅広くぼかして、アイライン効果を出す方法に切り替えます。

 

🌟 極意3:まつ毛を観察する(毛の特徴と生え方の確認)

 

まつ毛の状態は、ビューラーの使い方やマスカラの選び方に直結します。

 

観察のポイント

 

  • 特徴: 太さ、長さ、カールしやすさ(上向きか下向きか、真っ直ぐか)を確認します。

  • まぶたとの関係: まつ毛の生え際がまぶたに覆われて、下向きに押し下げられていないかを確認します。

    • 生え際が見えていても、毛自体が下向きに生えている場合もあります。

 

➡️ 観察に基づくメイクへの応用

 

まつ毛が下向きに生えている場合は、まずビューラーで根元をしっかり立ち上げることが、目元のたるみ感を解消し、目を大きく見せる土台になります。

 

💡 まとめ:アイメイクは「分析」から始まる

 

アイメイク上達の近道は、「自分の目を冷静に分析する」ことです。感情を入れずに、骨格、たるみ、まつ毛の状態を観察し、その現状に合わせてメイクの位置や太さ、濃さを調整することが、プロが実践するメイクアップの秘訣です。

 

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