福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪

 

「赤リップがうまく塗れない」「ヌーディカラーが発色しない」「縦ジワが目立つ」といったリップメイクの悩みは尽きません。

 

 

今回は、リップの基本的な塗り方を4つのタイプに分けて徹底解説します。

「ひと手間」加えるだけで、あなたの唇は劇的に美しく生まれ変わります。

1. 💋 リップメイクの土台:完璧な「唇のケア」

どんなリップを塗るにしても、唇が乾燥していたり、皮むけしていたりすると、縦ジワが目立ち、きれいに発色しません。

リップケアはメイクの第一条件です。

 

セラム・美容液の活用: スキンケアのついでに、唇専用の美容液やセラムを塗ってマッサージし、縦ジワを消しておきましょう。

 

皮むけ対策: 角質を優しく除去する効果のある専用アイテムで、くるくるとマッサージして血色を良くします。

 

保湿の徹底: 夜はリップバームなどでしっかり保湿し、翌朝、カサカサ感がなく、潤っている状態に整えます。

2. 💖 【タイプ別】失敗しないリップの塗り方

(1) ヌーディ・淡いカラー

ヌーディな淡いピンクやベージュは、唇の色に負けて発色しない、または唇のフチのくすみが目立つという悩みが起こりがちです。

 

1.唇の色味補正

唇の色が濃い方は、美容液成分の入ったクッションファンデーションやリキッドファンデーションで唇のアウトラインのくすみを消し、輪郭を整えます。消しすぎると不自然になるため、輪郭のくすみが消える程度に留めます。

 

2.リップペンシルで土台作り

 

 

輪郭の補正: 自分の唇の色に近い色のリップペンシルで、輪郭をしっかり描いて整えます。このひと手間で、リップラインのぼやけや、口角が下がって見える悩みを解消できます。 

 

唇の内側も塗る: 唇の内側にもペンシルを軽く塗ることで、唇全体の色が均一になり、上から塗るリップがきれいに発色します。

 

3. リップを重ねる

ティッシュオフで表面の油分を軽く押さえてから、リップブラシや直接、唇の中央から広げるように塗ります。リップブラシを使うと、より均一に密着します。

 

4. 仕上がり

輪郭を整えることで、ぷっくりとした立体感光沢が生まれ、くすまずに色本来の発色が得られます。

(2) ダーク・濃いカラー

濃い色のリップは、輪郭を美しく描くのが難しく、少しでもはみ出すと目立ってしまいます。

 

1.カジュアルに仕上げる場合

直塗りはNG: スティックを唇の内側にトントンと置き、軽く馴染ませます。

 

ぼかす: 指や綿棒、または毛先の丸いブラシで、色を内側からアウトラインに向かって馴染ませるようにぼかします。

 

効果: 輪郭が曖昧な、ふわっとした、カジュアルで抜け感のある仕上がりになります。

 

2.スタイリッシュに仕上げる場合

リップペンシルが必須: リップの色と似た、もしくは少し濃い色のペンシルで、輪郭のエッジ(フチ)を丁寧に描きます

 

ブラシで塗る: 太めのリップブラシに濃いリップを取り、ペンシルで描いたラインからはみ出さないよう、輪郭に沿って塗ります。

 

失敗しないコツ: 唇の形が複雑な上唇の山を無理に塗らず、比較的平らな下唇をまずきれいに塗ります。下唇が塗り終わったら、上下の唇を軽く合わせて色を転写させ、足りない部分をブラシで埋めると失敗しにくいです。

 

重要: 口角など、だらしなく見えがちな部分だけは、必ずきれいに塗ってください。

(3) マットリップ(明るい色)

マットリップは縦ジワが目立ちやすく、乾燥感が出やすいのが特徴です。

 

1.徹底的な保湿とティッシュオフ

塗る直前に、保湿している状態から表面だけをしっかりティッシュオフし、滑らかに塗れる状態を作ります。

 

2.ふわっとした質感作り

丸い毛先のブラシでリップを取り、内側から外側へ滑らせるように塗布し、アウトラインをぼかします。

 

3.オーバーリップ

アウトラインをぼかし、少しオーバー気味に塗ることで、唇にボリュームが出ておしゃれに見えます。

 

4.効果

縦ジワが目立たず、ふんわりとしたシルクのような質感に仕上がります。

(4) ティントリップ(グロスタイプ)

色持ちは良いが、チップで直接塗ると色が均一にならず、内側だけ取れやすいという悩みがあります。

 

1.輪郭を整える

チップで輪郭をきれいに描くのは難しいため、唇の色に近い太めのリップペンシルで先に輪郭を整え、オーバーリップ気味に描いておきます。

 

2.グラデーションで塗る

ティントのチップから余分な液を軽く取り、唇の内側から乗せていきます。

 

3.トントン塗り

内側に色を置いたら、こすらずに「トントン」と優しく叩き込むように馴染ませ、色を定着させます。

 

4.重ね付け

色持ちを良くするため、時間をおいてから中側にもう一度重ね付けします。

 

5.効果

輪郭が整った状態で内側が濃く発色するため、立体感のあるグラデーションリップが完成し、食後も中だけ色が取れるのを防げます。

まとめ

リップメイクは、ファンデーションやチークと同じように、「ひと手間」と「ツール」を使うだけで仕上がりが大きく変わります。

ぜひ、このテクニックを取り入れ、リップの色持ちと美しさをアップグレードしてください。