福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
「丸顔にはアーチ眉」「面長には平行眉」……
そんな、顔型に基づいたメイクを試して、逆に違和感を持ったことはありませんか?
実は、メイクの成功を握っているのは顔の輪郭よりも、「目元の形」と「眉」の相関関係だったりします。

1. 「顔型カバー」が逆効果になる落とし穴
顔の横幅が気になったり、のっぺりした平面的な顔立ちをカバーしようとすると、つい「眉山」をしっかり作ったアーチ眉を描きたくなります。
確かにアーチ眉は顔に立体感を与えてくれますが、ここで自分の「目尻」を観察してみてください。
もし、あなたの目尻がキュッと上がっているタイプなら、アーチ眉は「強さ」を強調しすぎてしまいます。
これが「キツそう」「実年齢より上に見える(おばちゃん見え)」の原因になることがあるのです。
2. 「なりたい印象」で眉の形を選ぶ
顔型を補正することよりも、「目元の印象をどうコントロールしたいか」を優先するのが、今っぽい顔立ちへの近道です。
「キリッと都会的」に見せたいなら: アーチ眉で立体感を強調。ただし、表情が硬く見えやすいので注意が必要です。
「柔らかく若々しく」見せたいなら: あえて顔型カバーのアーチを捨て、「平行眉」を選択しましょう。目尻の上がり具合を眉が中和して、表情全体に優しい余裕が生まれます。
3. 「色」で引き算、カラーリングの魔法
形と同じくらい重要なのが「眉の色」です。
自眉がしっかりしている人が濃い色で描いてしまうと、顔の外側の余白が目立ち、顔がより広く見えてしまうことがあります。
眉のトーンを少し明るく(薄く)するだけで、視線が顔の中心に集まり、驚くほどスッキリとした印象に変わります。
4. 髪型(前髪)はメイクの一部
「眉毛を完璧に描くのが難しい」「どうしても目元がキツく見える」という時の最終兵器は、前髪です。
厚すぎる前髪は視線を目元にロックしてしまいますが、「隙間のある前髪(シースルーバング)」は、眉のラインをチラ見せしながら視線を分散させてくれます。
これこそが、メイクの強さを和らげる最強の「ぼかしテクニック」です。
今日のメイクの仕上げに
「おばちゃんっぽさ」を脱却する秘訣は、自分の顔のパーツ同士がケンカしないように「引き算」をすること。
「目はキリッとしているから、眉は優しく平行にしてみようかな」「眉を薄くした分、前髪で少し顔の余白を隠してみよう」という風に、トータルでバランスをとってみてください。
自分のパーツの個性を知り、どこを引き立ててどこを中和するか。
その選択があなただけの美しさを作ります。
さて、この「目元と眉の引き算」の考え方、今のあなたのメイクに取り入れられそうな部分はありましたか?
「私の場合はどうすればいい?」と気になった方は、ぜひ一度会いに来てくださいね。
あなたに一番似合う「引き算の魔法」、丁寧にお伝えします。
