福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
最近マスカラについてのお話が多かったので、そのついでではありませんが今回もマスカラについて。
マスカラは使い続けるとだんだん固まりやがてパサパサになってきます。
今回はその原因と復活のさせ方についてのお話です!
マスカラはなぜ固まるの?
ではなぜ時間の経過とともにマスカラは固まるのか?
それは成分や使い方、使用期限などが原因です。
〇原因1 乾燥
マスカラは何度も出し入れして液を掻き混ぜて使用する方が多いです。
マスカラの原料には水分が含まれているため、何度もブラシを出し入れすると空気にさらされて乾燥します。この乾燥で水分が蒸発し液が固まります。
しかし液をブラシによくつけないといけないアイテムですので、どうしてもブラシの出し入れはしなければなりません。
乾燥が原因の場合は新しいアイテムに買い替える前に復活させる方法を試してみて下さい。
〇原因2 固まった油分
乾燥により水分が液から蒸発することによって油分が固まったり分離したりして液の質感が変わってしまう原因になります。
液体がパサついた質感になりブラシに偏ってついたりダマになりやすくなったります。
油分が固まった場合も捨てるのはもったいない。温度を変化させるなどひと手間で復活する可能性があります。
〇原因3 使用期限
開封したマスカラの使用期限は3か月が目安と言われています。
毎日のメイクに使用していれば期限内に無理なく使いきれるような量になっています。
しかし用途に合わせて様々なタイプのマスカラを使い分けると毎日使わないものもあります。使い始めた日をメモしておくことも大事です。
使用期限を過ぎてしまって固まった場合は雑菌なども心配なので買い替えることをおススメします。
マスカラを復活させる方法
次にマスカラを復活させる方法です!
①化粧水・乳液などを混ぜる
水分が蒸発して固まった場合は水分を混ぜます。
化粧水や乳液などお手持ちの基礎化粧品で大丈夫です。
1滴ずつ入れて蓋を閉め、上下に振るとなめらかになります。
入れすぎると液が薄まりすぎて使えなくなるので少しずつ様子をみながら入れて下さい。
②温める
油分が固まったことで液がパサパサしている場合は、温めることで液体をなめらかに復活させることができます。
容器に手で触れられるほどの温度のお湯を入れて容器ごとマスカラをつけます。
水が入らないように蓋はしっかり閉めておいてくださいね。
5分ほどで固まった油分は溶けて使いやすくなります。
またドライヤーの温風をあてるものいいですが当てすぎて容器が変形しないように注意して下さい。
③専用のアイテムを使う
固まったマスカラを薄めて復活させるアイテムもあります。
ドラッグストアにもおいてありコスパがよく手に入りやすいアイテムなので1つ持っておくと便利です。
④目薬で薄める
目薬は一滴ずつ入れられる点と、目に入っても問題ない点がおススメです。
ほかの方法と同様に少量ずつ様子をみて液体を薄めて下さい。
⓹植物性オイルを混ぜる
オリーブオイル、ホホバオイルなどの植物性オイルを混ぜて復活させることも可能です。
食用のオイルでも問題はありませんが、においが気になる方は美容オイルがおススメです。量
の調整が難しいのでブラシにオイルを少し取って容器に戻してかき混ぜてみて下さい。
◎注意点
使用期限が過ぎたことが原因で固まったものに関しては様々なトラブルを引き起こす可能性があるのでやめておきましょう。
そもそもマスカラが固まらないようにするには?
では、マスカラを固まらないようにするめに予防できることは?
①フタをしっかり閉める
フタをしっかり閉めてなるべく空気に触れる時間を少なくしてください。しっかり閉めておけば、雑菌の入り込みも防げます。
②空気が入らないように使用する
開けっ放しの状態をなるべく作らないようにマスカラを塗るときも手早く、ブラシの出し入れを何度もしないなどできるだけ乾燥しないように使います。
ブラシにダマになってついていたりするとうまくマスカラがつかず何度も出し入れしてしまうので、ブラシをティッシュで拭いてきれいにしておいてください。
③ボトルの縁についたマスカラをふき取る
ブラシに付きすぎた液を縁でしごいて量を調節することがありますが、それをそのまま放置すると縁に固まってこびりついてしまい、フタがきちんと閉まらない原因になります。
前述したようにフタがしっかり閉まらないと容器に空気が入りやすくなり酸化を早めるのできちんと拭き取るようにして下さい。
④極端に冷やしたり温めたりしない
寒いところに置いておくと油分が固まりやすく、暑いところに置いておくと品質が落ちやすいのでそのようなところで保管するのは避けて下さい。
また多くの化粧品は湿気ににも強くはありませんので、洗面所や浴室付近のような湿気の多いところも避けた方がよい場合もあります。
なるべく温度が一定の場所で保管するのが長持ちのコツです。
気付かないうちに固まってしまうマスカラですが、簡単に復活させることができる場合もあるので捨てる前に是非試してみてくださいね。