福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
今回は「思春期のニキビ」について。
高校生の方から相談があったので、ここでも書いておこうと思います。
炎症がひどいニキビは元の肌に戻らない場合もありますし、放置したりすると「ニキビ痕」が一生消えなかったりする可能性もあるので、早めに適切な治療を受けることが大切です。
ニキビの種類について
ニキビには主に4つの種類があります。
種類 | 状態 |
①白ニキビ | ニキビの初期段階で毛穴が閉じている状態 |
②黒ニキビ | ニキビの初期段階で毛穴が開いている状態 |
③赤ニキビ | 白ニキビや黒ニキビが炎症を起こしている状態 |
④黄ニキビ | 赤ニキビから悪化し、黄色い膿が出ている状態 |
赤ニキビや黄ニキビは、すでに炎症を起こしている状態なので、クレーターのようなニキビ痕が残りやすいため注意が必要です。
ニキビの原因
毛穴の奥には「皮脂腺」と呼ばれる腺があり、ここから分泌される「皮脂」が毛穴に溜まり、皮膚の表面に出ていき、うるおいが出来ます。
しかし、主に男性ホルモンの影響で、皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まってしまいます。
毛穴が詰まった状態が続くとニキビの原因菌である「アクネ菌」がそこで増えてしまい、炎症が起こります。
するとニキビの初期段階である「白ニキビ」が発生します。
「白ニキビ」や「黒ニキビ」が悪化すると、アクネ菌によって毛穴が炎症を起こした状態である「赤ニキビ」になり、炎症が激しく黄色く膿んでしまうと「黄ニキビ」へと進行していきます。
男性ホルモンは12歳~18歳くらいに多く分泌され、皮脂の分泌量を増やすのでニキビができやすい肌になります。
また女性も卵巣や副腎から代謝されて、男性ホルモンが分泌されているので例外ではありませんし、ニキビは男性ホルモンのほかにも様々な原因があります。
日頃気をつけたいニキビ対策
ニキビができてしまうと治るまでに時間がかかりますし、ニキビ痕が残ってしまうと見た目に悪影響を与えるため、できることならニキビができない肌にしたいですよね。
では、ニキビを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
ここからはニキビ対策についてご紹介します。
①バランスの良い食事をとる
チョコレートを食べるとニキビが出来るという話はよく聞きますが、特定の食品を食べるとニキビが出来るまたは悪化するといった科学的根拠はありません。
しかし食品添加物や動物性脂肪、糖分を多く含むものはニキビの為には避けた方がいいという説もあるので、実際に食べてみて悪化したら控えた方がいいかもしれません。
逆にニキビにいい食品は低GI食品と言われているので、食事に上手に取り入れてみて下さい。
②1日2回の洗顔をする
ニキビ対策では基本的に朝夕2回の洗顔が必要です。
思春期ニキビは皮脂の過剰分泌が原因なのである程度の洗浄力があるもので洗顔をし、余分な皮脂を落とすことが大切です。
しっかり泡立てた泡で優しく洗いすすぎ残しがないようしっかり洗い流してください。
その際肌に刺激を与えないように充分注意してくださいね。
③適切なスキンケアをする
私も高校生の頃はニキビの中に顔がある状態だったので、あの時ちゃんと勉強していれば・・・と悔やんでいます。
病院に行っても全く治らなかったので諦めてしまって、やっと治ったのは25歳くらいの時でした。
今でもあの時の写真は見たくありません。
みなさんは諦めずに早め早めに対応していきましょうね!
ご相談はいつでも受付けております。