福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
加齢とともに頬が下がり、チークを入れる位置が難しくなるという悩みは多く聞かれます。
しかし、チークは顔のたるみや悩みを改善してくれる重要なアイテムです。
ここでは、顔の特徴(頬骨の高さや形)に合わせた「入れるべき場所」と「避けるべき場所」を解説し、チークで顔を補正するテクニックを紹介します。

🌟 大原則:チークは「重力」と「たるみ」を考慮する
40代以降のチークメイクでは、「高い位置に艶を入れすぎると、その下のたるみや影が強調されてしまう」という点に注意が必要です。
顔の補正を意識し、入れ方を変えましょう。
1. 頬骨が高い方(黒目下の内側付近・顔の中心がへこんで見えがちな方)
頬の一番高い位置が目立ちやすく、その下の部分がへこんで見えやすいタイプです。
❌ 避けるべき場所
頬の一番高い位置(目立つ場所)
この高い位置にチークや艶を重ねると、さらに強調され、その下のへこみや影とのコントラストが強くなり、かえって老けた印象や疲れた印象になりやすいです。
✅ 入れるべき場所と目的
目的
頬の高い位置から目線をそらし、へこんでいる部分をふっくらと見せ、ハリがある状態に補正すること。
入れる位置
頬骨の高い位置を避け、黒目下のへこみ始めた部分(黒目と鼻の付け根の交わっているところ付近)を中心とします。
この中心に、艶が出るタイプのチークをポンポンとタッピングで優しく入れます。
塗り方
こすらず、置くように色を広げます。チークによる艶のハイライト効果で、へこみを光で満たして目立たなくします。
応用(クールにしたい場合)
中心に入れたチークを、斜め方向(こめかみ方向)へふわっとぼかし広げます。ただし、頬の高い位置には色が重ならないように注意します。
2. まん丸ほっぺの方(肉付きが良く横幅が気になる方)
頬が中央でパーンと盛り上がっていて、若々しい肉付きが良いタイプです。
❌ 避けるべき場所
頬の一番高い中央の位置(丸みを強調する場所)
この最も高い部分や、その周辺に丸く入れると、頬の丸みが強調され、顔の横幅が広く見えたり、のっぺりとした印象になったりします。
✅ 入れるべき場所と目的
目的
頬の高い丸みを抑え、縦長を意識したシャープな印象に補正すること。
入れる位置
頬の丸みから外れ、頬の側面寄りの骨に沿ったラインを中心とします。
縦長を意識し、側面から斜めに、頬の骨に沿って色を入れます。
塗り方
外側から内側へ向かって、骨に沿わせるようにぼかします。
ゴルゴラインが気になる場合
頬の丸みが割れてゴルゴライン(たるみ線)がうっすら出てきた場合は、そのライン上にチークを入れず、艶(ハイライト効果)を少し入れることで影を飛ばします。
3. 細長い顔の方(面長・痩せ型でげっそり見えがちな方)
顔全体が細長く、特に側面やこめかみあたりが寂しく見えがちなタイプです。
❌ 避けるべき場所
こめかみ、目の脇(顔の側面の上部)
この狭いエリアに色が入ると、シェーディング効果が生まれてしまい、余計に顔の横幅が狭く見え、細長い印象を強めてしまいます。
顔の脇(髪の生え際ギリギリ)
顔の湾曲により、ここもシェーディング効果が生まれやすく、顔を細く見せてしまうため、余白として残した方が良いです。
✅ 入れるべき場所と目的
目的
顔の中央に視線を集め、横幅を強調して面長感を緩和すること。
入れる位置
鼻の横(顔の中央)に近い位置を中心とします。
チークの形は楕円形を意識し、横方向の広がりを優先します。
塗り方
あまり上に上がらない位置で、横幅を持たせて入れます。顔の輪郭の脇は余白として残し、チークで横のボリュームを強調しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
まずはご自身のお顔をじっくり観察し、どのタイプなのか確認してみてください!
そしてご紹介したテクニックを取り入れるときっとメイクの完成度が上がることでしょう。
もし上手くいかない場合、自分のお顔に合ったメイクレシピを知りたい方はぜひ当店へご相談ください♪
