先日、私が所属している日本骨格分析メイクアップ協会のメンバーで、とってもユニークな研究会を開催しました!

 

テーマはなんと「年代別メイク」。

普段の骨格分析メイクの知識を活かしつつ、歴史上のアイコンやサブカルチャーのスタイルに挑戦する試みです。

 

2つのグループに分かれてそれぞれの時代を深掘りし、実際にメイクを再現してみたんですが…

これがもう、楽しくて勉強になりすぎる時間でした!

 

今回の記事では、メイクの可能性を皆様にも感じていただきたいので、研究会の内容をご紹介させていただきます♪

 

☆1グループ目:多彩な時代を駆け巡るビューティー

最初のグループが挑戦したのは、個性が光る様々な年代のメイクです。

1950年代 ロカビリー:若者のエネルギーをメイクで表現!

RIE先生作。

 

戦後の好景気に沸く1950年代、エルヴィス・プレスリーに代表されるロカビリーが大流行!

男性はクールなリーゼント、女性はポルカドットのワンピースにポニーテールが特徴的です。

 

メイクでは、健康的な肌に真っ赤なリップで意志の強さを表現。

アイラインで目元をキュッと引き締め、エネルギッシュな若者のムードを再現。

 

1950年代 オードリー・ヘプバーン:永遠のクラシックビューティー

TAKAKOさん作。

 

同じく1950年代、銀幕のスター、オードリー・ヘプバーンは、その洗練されたエレガンスで世界中の女性を魅了しました。

ポイントは、彼女の大きな瞳を際立たせる太めのアイブロウと、控えめながらも品のあるアイライン。知的で清楚な美しさを追求。

 

1970年代 ヒッピー:自由と個性の広がり

RITSUKOさん作。

 

1970年代に入ると、ヒッピー文化は多様化。

ファッションはベルボトムやフレアパンツが流行しましたが、メイクは引き続きナチュラル志向をベースにしつつ、少し色味のあるアイシャドウやリップグロスも取り入れられるように。

 

ディスコブームの影響も受け、キラキラとしたラメなどが取り入れられることもありました。

より自由で個性的な表現へと進化していったのが興味深かったです。

 

1980年代 マドンナ:女性をエンパワーするメイク

MIKAさん作。

 

そして、1980年代を語る上で外せないのが、ポップアイコンの女王マドンナ

彼女のメイクは、まさに女性の強さと自立を象徴していました。

 

ポイントは、太く濃い眉。大胆なアクセサリーと相まって、女性が自信を持って個性を表現するパワフルなスタイル。

メイクの力でこんなにもオーラが変わるのかと、改めて感動しました!

 

2000年代 やまんばギャル:衝撃のインパクトを再現!

TAWORIさん作。

 

2000年代初頭の日本のストリートを席巻した「やまんばギャル」

極端に日焼けした肌(を演出するファンデーション)に、目の周りを白く囲み、その外側を黒く塗るという強烈なコントラスト

さらに白っぽいリップで、当時の強烈な個性を再現。

 

☆2グループ目:時を超えた美の探求

続く2グループ目は、古代から近代まで、幅広い時代の美を追求しました。

 

紀元前 クレオパトラ:神秘的な眼差しが魅了する古代の女王

YUKIさん作。

 

はるか紀元前まで遡り、古代エジプトの女王、クレオパトラのメイク。

彼女の代名詞ともいえるアイラインを大胆に引き、目尻を長く跳ね上げることで、神秘的で強い女性像を表現。

 

ターコイズやマラカイトをイメージしたアイシャドウで、目元に深みと存在感が!

当時の美意識の高さに感動です!

 

1920年代 フラッパー:ジャズエイジの自由な精神

NAOKOさん作。

 

 第一次世界大戦後の自由な空気が漂う1920年代は、フラッパーと呼ばれる女性たちが社会に新しい風を吹き込みました。

 

メイクの最大の特徴は、スモーキーなアイメイクと、小さく尖らせて描く「キューピッド・ボウ」の赤いリップ。

眉毛は細く長く描き、ショートボブにフィンガーウェーブを合わせたヘアスタイルで、当時の退廃的でミステリアスな雰囲気を完璧に再現。

 

1960年代 ヒッピー:素の美しさを追求した愛と平和のスタイル

MAKI作。

 

1960年代のヒッピーたちは、自然体であること、そして「愛と平和」のメッセージをファッションとメイクで表現しました。

 

長い髪を自然に垂らし、バンダナや花冠を身につけ、メイクは極めてナチュラルに。

肌の美しさを活かし、ブラウン系のアイシャドウやヌーディーなリップで、内面の輝きを引き出すメイクを実践しました。

飾らない美しさの中に芯の強さを感じる、とても素敵なテーマでした。

 

1980年代 レディース総長:強さと絆のスタイル

RIE先生作。

 

日本のサブカルチャーを語る上で欠かせないのが、レディース総長に代表される当時の暴走族スタイル。

 

特定のメイクというよりは、グループの結束を示すヘアスタイルやファッションが特徴ですが、今回はその雰囲気に合わせたメイクに挑戦。

少し強めのアイラインや、意志を感じさせる眉で、当時の「気合」と「仲間」を重んじる心意気を表現。

 

 

まとめ:メイクは文化を映す鏡!

今回、様々な年代のメイクを研究し、実際に再現してみて、メイクがその時代の文化、社会情勢、人々の価値観を色濃く反映していることを改めて実感しました。

そして、それぞれのメイクが持つ「意味」や「背景」を知ることで、単なる表面的な美しさだけでなく、その奥深さに触れることができました。

 

日本骨格分析メイクアップ協会では、これからも骨格分析の視点だけでなく、こういった多角的なアプローチでメイクの楽しさや奥深さを探求していきたいと思います笑

皆さんも、ぜひ気になる年代のメイクに挑戦してみてはいかがでしょうか?

新たな自分を発見できるかもしれませんよ!

1グループ目はみんな笑顔で写真。

 

2グループ目はコンセプト上笑ってはいけない写真・・・

でもファミマの前ってだけで笑えるのよ!!!

 

日本骨格分析メイクアップ協会では、あなたの魅力を最大限に引き出すメイクアップメソッドを提供しています。

興味のある方はぜひお問い合わせください!

 

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