福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
前回は、コントロールカラーの効果や選び方についてご紹介いたしました。
今回は、コントロールカラーの基本的な使い方と注意点をまとめてみました。
◆前回の記事はこちら
コントロールカラーの基本的な使い方
まずは、基本的な使い方について解説していきます。
初めてコントロールカラーを使うという方、買ってみたものの使い方がよくわからないという方はぜひ以下のポイントを参考にしてみてくださいね♪
基本的にファンデーションの前に使う
コントロールカラーは、日焼け止めや化粧下地のあと、ファンデーションの前と覚えておきましょう。
塗る順番を間違えて使ってしまうと、せっかくの効果が半減してしまう恐れもあるので気を付けて下さいね。
様々な形状やテクスチャーのものがありますが、基本的には使う順番は同じです。
また、濃い色がついている下地は、コントロールカラーと色が混ざってしまうことがあるので、白や透明のものをチョイスするのがおススメです。
顔全体を明るくしたい時は5点おき
顔全体に使う時は、額・両頬・鼻先・顎の5点に少量のせ、内側から外側に向かってムラなく伸ばすように馴染ませて下さい。
このとき塗りすぎに気をつけないと、色浮きやメイク崩れの原因になります。
手を使ってもいいですが、スポンジを使うと肌により密着しやすく、ムラになりにくいのでおススメです。
ポイントで置く場合は少量ずつポンポンと
ポイントでコントロールカラーを使う時も少量ずつのせ、あまり左右には伸ばさずにポンポンと軽いタッチで叩き込むようにしましょう。
境目はぼかすようにしっかり馴染ませます。
最後に塗ったところをスポンジで軽く押さえると、余分なコントロールカラーを吸収して厚塗りを防げますよ。
色で変わるコントロールカラーの注意点
次に、色別の注意点を解説していきます。
前回ご紹介した通り、コントロールカラーは色によって持つ役割が違います。
それぞれの注意点を理解した上で使用しましょう!
【ピンク・オレンジ】
ピンク・オレンジのコントロールカラーは、肌に血色感を与えるカラーなので、赤みがある部分に塗るのは避けましょう。
色白の方やブルーベースの方が、オレンジのコントロールカラーを全体に使うと、肌が暗く見えてしまう時があるので、気になる部分にだけポイントで使うことをおススメします。
【イエロー】
イエローのコントロールカラーは、日本人に合いやすいので失敗しにくいカラーです。
全体に塗っても極端に色味に変化が出るわけではないので、色ムラを均一にしながらナチュラルにトーンアップしてくれます。
色浮きしにくいので初心者さんにおススメです。
ですが、ブルーベースの方が濃いイエローを使用した場合は、浮いてみえることもあるので注意して下さい。
また、血行不良による青クマにイエローを塗ると、より目立ってしまうことがあるので、青クマにはオレンジを使って下さいね。
【グリーン】
グリーンのコントロールカラーは赤みがある部分だけに使いましょう。
重ね塗りする場合は、少量ずつのせるようにして下さい。
量が多すぎると白浮きの原因になり、塗った部分がかえって目立ってしまうことがあります。
また、顔全体に使ってしまうと、肌がグレー味を帯びくすんだ肌に見えてしまうことあるので、気になる部分のみの使用にしておきましょう。
【ブルー】
青みがかっている肌の方がブルーのコントロールカラーを使うと顔が青白く見えてしまう可能性があります。
ブルーは黄みを打ち消すので、黄みの強いイエローベースの方にぴったりです。
ですが、塗りすぎると白浮きしてしまいやすいので、極力顔全体に塗るのは避け、明るい印象に見せたい、鼻筋・頬の三角ゾーン・口角などのポイントにのみ塗るのがおススメです。
【パープル】
パープルは血色感を出しつつ透明感のある肌にしてくれますが、元々色白の方がパープルを使うと顔色が悪く見えてしまうことがあります。
そのようなタイプの人はピンクを使って下さい。
ブルーと同様、黄みの強い方にはおススメですが、特に年齢による肌のくすみを解消したい場合は一度パープルを試してみて下さい。
組み合わせて使ってもOK
誰でも悩みは一つではないと思います。
そんな多数の悩みごとに、カラーを使いわけてみて下さい。
目元のクマにはオレンジ、小鼻の赤みにはグリーンなど悩みごとに変えると肌がきれいに整います。
ただしそれぞれのカラーが混ざってしまうと、肌がくすんでしまうので混ざらないように注意して下さいね。
コントロールカラーを使いこなせるようになると、肌の明るさや透明感が格段に違ってきます。
くすみや赤みが消えたことで、似合わないと思っていたチークが使えたり、使ったことのないリップにチャレンジ出来たりと、新しい自分に出会えるかもしれません。
今までより一歩前進して、垢抜けたナチュラル美肌になりましょう。