福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
皆さんはベースメイクにコントロールカラーってお使いでしょうか?
コントロールカラーは、使い方をマスターすれば、ベースメイクの仕上がりが格段にアップするアイテムです。
今回はそんなコントロールカラーについてです。
コントロールカラーの効果
そもそもコントロールカラーってどんな役割があるの?と思われている方に向けて、まずはコントロールカラーの効果についてご説明します。
肌の色味を補正する
コントロールカラーは、肌の赤みやくすみのような色ムラを正反対の色味で打ち消して目立たなくするのが特徴です。
薄く色味をのせて肌を均一に整えることを目的としており、ピンポイントでカバーするコンシーラーとは少し異なります。
なりたい雰囲気に合わせて肌を仕上げる
色によってトーンアップ、透明感アップ、血色感アップなど、なりたい雰囲気に合わせて使い分けできます。
メイク崩れを防ぐ
悩みを隠すためにコンシーラーやファンデーションを塗り重ねると、厚塗り感が出たりメイク崩れの原因になってしまいます。
このような場合、コントロールカラーで色ムラを整えておくことでファンデーションなど塗る量が減らせ、ナチュラルで崩れにくいベースメイクに仕上がります。
ファンデーションの効果を高める
肌の色ムラに対して悩みがない方でも、きれいなベースメイクを作るためにコントロールカラーを使って事前に肌色を整えておけば、ファンデーションのノリや発色がよくなります。
コントロールカラーの選び方
コントロールカラーの効果についてご説明しましたので、次は選び方について解説します。
肌の状態に合わせて選ぶ
コントロールカラーは、肌トラブルで起こっている場合が多い赤みやくすみなどの部分に直接のせます。
すると、どうしても肌に負担となってしまいます。
負担となる成分が入ってないか確認することが大切です。
例えば乾燥が気になる場合は、保湿成分を配合したものを選ぶなど考えて選びましょう。
自分にあった形状のものを選ぶ
色々な形状のものがあるので、顔全体に使いたい場合は液体タイプ、ポイントで使いたい場合は固形タイプなど、自分がどのようにして使いたいかによって選ぶましょう。
また、時短でメイクを済ませたい方や塗り重ねるのが苦手な方は、化粧下地と一体になっているものやUVカット効果があるものを選んだりしてみて下さいね。
カラーの選び方
次にコントロールカラーの色の選び方です。
色によって役割が違うので、それぞれの特徴を知って自分に合うものを選びましょう!
ピンク:血色感をUPし華やかな印象にしたいとき
ピンクのコントロールカラーは、もともと肌が持っている色味なので、パーソナルカラーがイエローベースでもブルーベースでも使いやすい色です。
また、肌が青白くて顔色が悪く見える方はピンクを使うと、自然な血色を与えて明るい印象にしてくれます。
華やかなメイクやフェミニンなメイクにしたいときも、ピンクを使うことでふんわりとした柔らかい肌を演出してくれるのでおススメです。
イエロー:赤みや色ムラ、くすみをカバーし自然にトーンアップさせたいとき
イエローのコントロールカラーは、日本人の肌に合いやすい色です。
ナチュラルに馴染むので素肌感を出したい方にはぴったりです。
また、イエローはくすみを飛ばし色ムラを整え、肌を明るく健康的に見せます。
茶色がかったクマや薄いシミ、ほんのりとした赤みもカバーでするので、クマ、シミ、赤みを一気に薄くしたい方にもおススメです。
注意していたいのが、ブルーベースの方が濃いイエローを塗ると肌から浮いてしまうこともあるので、そういう時はレモンイエローのような淡い透明感のある色味を選ぶとなじみやすくなります。
また、血行不良による青クマにイエローを塗ると、より目立ってしまうこともあるので、青クマにはオレンジのコントロールカラーを使って下さいね。
オレンジ:茶くすみやクマをカバーして健康的な肌印象にしたいとき
オレンジのコントロールカラーは、顔がちょっと疲れて見えてしまう時に使ってみて下さい。
肌に近い色味なのでナチュラルにカバーしてくれます。
肌が茶色っぽくくすんでいる方、茶クマにお悩みの方は、オレンジの色味が暗く沈んだ肌を自然に整えます。
濃いシミを隠したい時もおススメで、ファンデーションやコンシーラーだけでは隠し切れないものも、下にオレンジを仕込むことでカバーしやすくなります。
注意していただきたいのは、ブルーベースの方が濃いオレンジを塗ると肌から浮いてしまうことがあります。
コーラル系のオレンジやシャーベットオレンジのような淡い透明感のある色味を選ぶとなじみやすくなります。
グリーン:赤ら顔やニキビ跡など肌の赤みをカバーするとき
グリーンはニキビ跡や赤ら顔、小鼻のまわりなどによくみられる炎症による赤みなどをカバーするのに適しています。
赤の補色となるグリーンが肌の赤みを打ち消して健康的な肌に導きます。
コンシーラーやファンデーションを塗り重ねてカバーするよりも厚塗りにならず、自然に仕上がります。
注意していただきたいのはグリーンを顔全体に使ってしまうと、グレーがかったくすんだような肌に見えてしまうこともあるので気になる部分のみ使用して下さい。
ブルー:透明感が欲しいとき・黄ぐすみをカバーしたいとき
ブルーのコントロールカラーは、元々肌が青みががかった方に合うとされていて、ワントーン明るい肌にしてくれます。
ブルーは黄色と補色関係にあるので、黄みが強い肌の黄色味を抑える効果もあります。
ですが、黄みがかった肌の方がブルーを塗りすぎると、白浮きしてしまいやすいので注意が必要です。
その場合、ブルーよりもパープルの方が肌になじみやすいでしょう。
また、ブルーが透明感を出せるといっても誰もが適しているわけではありません。
例えば青白い肌の人がより白くなろうとしてブルーを使用すれば血色が悪く見えてしまうときもあります。
パープル:血色感と透明感を両方叶えたいとき
パープルは透明感を出すことが出来ます。
血色感を出しつつ、くすみをカバーしたいという方におススメです。
透き通るような肌に見せるブルーと血色感を出すピンクの両方の効果を併せ持つので、肌を明るくトーンアップし、透明感を引き出します。
ブルーのコントロールカラーでは白くなりすぎる方は一度試してみてください。
ただし元々色白な方がパープルを塗ると顔色が悪く見えてしまうこともあるので、そんな方にはピンクのコントロールカラーがおススメです。
コントロールカラーは色味を使って肌の色を整えるアイテムなので、カラー選びの際にはパーソナルカラーも参考にするとよりナチュラルな印象になります。
いかがでしたでしょうか?
次回は基本的な使い方をご案内します!