福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪

 

K-Beautyの定番である「涙袋メイク」は、時代と共に微妙にそのスタイルを変えてきています。

過去数年間で、涙袋メイクがどのように変化し、そして今、2025年に向けてどのようなトレンドが注目されているのかを、分かりやすく解説します。

 

🌟 涙袋メイクの変遷:2018年〜2023年

涙袋メイクは、その登場から現在に至るまで、いくつかの大きな変化を遂げてきました。

1. 初期(2018年〜2020年頃):厚く、華やかな強調

涙袋メイクがブームになった当初は、「厚み」と「華やかさ」が重視されていました。

 

特徴的なスタイル:

目頭から中央(約3分の2地点)までを、ホワイト系やゴールド系の明るいシマーパールでしっかりと埋め、ボリュームを出す。

下まぶたを丸く見せ、アイメイクの中で涙袋が最も強調されるように仕上げる。

星のようなグリッターやシマーな質感で、華やかさを追求する。

 

この時期は、はっきりと目立つ、ふっくらとした「厚い涙袋」が主流でした。

 

2. 中期(2022年〜2023年頃):コントラストの緩和と控えめな色

初期のスタイルから、コントラストが減り、よりナチュラルな方向にトレンドが変化しました。

 

特徴的なスタイル:

ホワイト系の明るいボリュームから、控えめなトーンのカラーを乗せるメイクへ移行。

涙袋の範囲が自然な広がりで狭くなり、主張が弱まる。

単に明るいボリュームではなく、ワントーン明るいスキンカラーや、柔らかい温度感のカラーを使い、メイクルック全体を支えるような涙袋が増加。

 

この時期は、濃い陰影ではなく、メイク全体のトーンと統一感を持たせるスタイルが好まれるようになりました。

 

💡 2025年最新トレンド! 注目すべき4つのスタイル

そして現在、2025年に向けて、涙袋メイクはさらにディテールにこだわり、洗練されたスタイルが人気を集めています。

 

1. 焼いたようなトースティー涙袋(ベイクド・コーラル)

最近人気のウォームトーンやベイクドメイクの流れを汲んだスタイルです。

 

ポイント: 下まぶたの陰影と涙袋のボリュームの間に、ふんわりと焼き上げたような色合いを演出します。

 

具体的な方法:

1.まず明るめのベースカラーを涙袋全体に広げ、明るさの層を作る。

2.その上に、彩度のあるコーラルやベージュを混ぜた「焼きコーラル」のような色合いを重ねる。

3.影をサブにするのではなく、少し色味のあるシェーディングカラーを密なブラシでまつ毛の生え際下に細かく入れ、下まぶた全体に温かいトーンの統一感を出す。

4.影とボリュームを徐々に重ねて表現することで、深みと透明感を両立させます。

 

2. グラデーション涙袋

高級感と優雅さを出しつつ、目尻の拡張も同時に叶えるテクニックです。

 

ポイント: 目頭から中央までは明るくシマーに、目尻に向かうにつれて陰影を強めるグラデーションをつけます。

 

具体的な方法:

1.まず、目頭から瞳の中央までを、コンシーラーや明るいベースカラーでボリュームゾーンとして確保する。

2.目尻側から濃いめのカラーで陰影を入れ、目尻切開(目の横幅拡張)のラインとつなげるように処理する。

3.目頭には、シマーなパールをのせ、華やかに盛り上げる。

4.これにより、目頭はふっくら、目尻は引き締まった立体的な目元が完成します。

 

3. 彩度を落としたコールド涙袋(ミュート・モーブ)

クールなトーンやミュートな雰囲気を好む方向けの、大人っぽいスタイルです。

 

ポイント: 涙袋に冷たいグレーッシュなトーンや、モーブ(くすんだ紫)を混ぜたような色味を使用します。

 

具体的な方法: 鮮やかなカラーではなく、冷たさを感じるくすんだ色合いで涙袋のボリュームを演出します。特有の血色が戻って見えるような、シックな仕上がりになります。

 

4. 清らかで透明感のある涙袋

愛らしく、ソフトな透明感を演出したい時に最適なスタイルです。

 

ポイント: 昔のような果汁感あふれる明るさではなく、柔らかく落ち着いたトーンの中に、清らかな透明感を表現します。

 

具体的な方法: 黄桃のようなウォームトーンよりも、白桃のようにクールとウォームの中間のような、透き通るような色合いを使います。まるで果物の皮を剥いた中身のように、本来の色が透明に透けて見えるような表現に重点を置きます。

 

💄 最新トレンドを実践するヒント

最近の涙袋メイクの鍵は、「影をサブではなく、色味を持った要素として取り入れること」と「自然なトーンのつながり」です。

 

アイテムの選び方:

澄んだ涙袋には、涙袋専用のパレットや、ボリュームと影色がセットになった製品が便利です。

コーラル系には、オレンジやピンクが混ざった柔らかいウォームトーンのパレットが適しています。

彩度を抑えたい場合は、くすみやグレーッシュなニュアンスが入った、明度の高すぎないパレットを選ぶと、落ち着いたムードを演出できます。

 

これらの最新トレンドを参考に、ぜひご自身のメイクに取り入れてみてください。

 

 

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