福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
「眉は顔の額縁」とよく言いますが、その眉の仕上がりを大きく左右する、まさに“縁の下の力持ち”のような存在をご存知でしょうか?
それがスクリューブラシです。
これまで数々の眉メイク術が語られてきましたが、実はすべての眉メイクの始まりと終わりを完璧にサポートしてくれるのが、このスクリューブラシなのです。
「せっかく描いた眉が、なぜかハゲてしまう」「薄くなってムラっぽく見える」…
そんなお悩み、もしかしたらスクリューブラシの使い方が原因かもしれません!
ゴシゴシと力任せに擦っていませんか?
実は、正しい使い方をマスターすれば、あなたの眉メイクは見違えるほど美しく、そして長持ちするようになります。
最初と最後で目的が変わる!スクリューブラシの賢い使い方
スクリューブラシは、ただ毛流れを整えるだけのツールではありません。
眉メイクの「最初」と「最後」、それぞれ異なる目的で使うことで、その真価を発揮します。
【眉メイクの最初に】地肌をクリーンに、毛流れを整える「お掃除役」
眉メイクを始める前にスクリューブラシを使う目的は主に二つです。
①毛流れを整える
眉本来の毛並みを均一にすることで、描き足すべき場所が明確になり、より自然な仕上がりへと導きます。
②地肌のクリーンアップ
スキンケアやベースメイクの油分、ファンデーションなどが眉毛の間に残っていると、せっかくの眉メイクがヨレる原因に。
眉頭から眉尻へ向かって、少し圧をかけながらブラッシングすることで、これらの汚れを取り除き、メイクの密着度を高めます。
この「お掃除」のひと手間が、眉メイクの持ちを格段にアップさせます。
【眉メイクの最後に】優しく「もにもに」、描いた眉をなじませる「フィニッシャー」
ペンシルやパウダー、マスカラで眉を描き終えたら、再びスクリューブラシの出番です。
この時、絶対にゴシゴシと擦らないでください! せっかく描いた眉が消えてしまったり、ムラになる原因になります。
おすすめは、優しく「もにもに」と押し込むイメージです。
眉の中央から眉尻にかけて、一気に擦るのではなく、ソフトタッチで小分けにしながらブラシで眉メイクを地肌に押し込むように動かします。
これにより、描いた眉が毛と地肌にしっかりフィットし、崩れにくさが格段に向上します。
【さらにワンテクニック】トレンドの「抜け感」眉頭を演出
今どきの眉は、眉頭の立ち上がりがポイント。
眉メイクの仕上げに、眉中から眉尻までを「もにもに」したら、眉頭の毛だけをスクリューブラシで垂直に立ち上げてみてください。
これだけで一気に抜け感が出て、洗練された今っぽい眉が完成します。
あなたにぴったりの一本を見つける!スクリューブラシ選びのポイント
スクリューブラシは、実はその形状や毛の質によって個性があります。
自分に合った一本を選ぶことで、より効率的に、そして美しく眉を仕上げることができます。
カーブ付きブラシ
まっすぐなタイプよりも、30度くらいカーブがついているものがおすすめです。
眉骨のカーブに沿いやすく、地肌を引っかくことなくスムーズにブラッシングできます。
もしペンシルについているまっすぐなタイプであれば、ご自身で少し曲げてみても良いでしょう。
毛の質感と太さ
毛が柔らかく厚みがあるタイプ
眉毛が薄めの方に特におすすめ。
肌あたりがソフトで、細く薄い毛もしっかりキャッチし、自然に整えられます。
毛がやや硬めで細めタイプ
眉毛が濃いめの方におすすめ。密度のある硬めの眉毛をしっかりと梳かし分け、理想の毛流れを作りやすくなります。
眉メイクの準備と仕上げに欠かせないスクリューブラシ。
闇雲にゴシゴシ擦るのではなく、それぞれの目的に合った使い方をマスターすることで、あなたの眉メイクは驚くほど長持ちし、ワンランク上のクオリティへと進化するでしょう。
ぜひ、今日からスクリューブラシの真の使い方を試してみてくださいね!