福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
フェイスパックは毎日使用してもよいという意見がある一方で、毎日の使用は逆効果という意見もあります。
そのためフェイスパックの使用頻度について悩んでいる人が多いのではないしょうか?
そこで今回はパックの正しい使用頻度や効果的な使い方についてご紹介します。
フェイスパックの種類
1 シートタイプのパック
フェイスパックの中でも最も一般的なのはシートタイプのパックです。
シートタイプは、美容成分や保湿成分をたっぷり含んでいるシートを直接肌に貼り数分置いてケアをします。
洗い流す必要がないので、手軽に取り入れやすいのが特徴です。
アイテムの種類が多く、週に1、2回使用するスペシャルケアのものから、毎日使えるデイリーケアのものまで様々です。
2 洗い流すタイプのパック
クリームやジェル、クレイなどを肌に塗り、数分置いて洗い流すタイプのパックもあります。
肌の乾燥を防ぐ保湿タイプと、毛穴の汚れや古い角質除去する洗浄タイプの2種類が多いです。
洗い流すタイプは肌への密着性に優れています。
3 ピールオフタイプのパック
ピールオフタイプのパックは、ペースト状やシート状のものを肌につけ、乾燥させてから剥がすタイプのものです。
毛穴汚れや古い角質を取り除き、肌を清潔に保つ効果があります。
毛穴の詰まりや余分な角質によっておこる肌のゴワツキやくすみが気になるときにおススメです。
またピールオフタイプは毎日使うと肌に負担をかけることがあるため、週に1、2回の使用頻度を推奨しているアイテムが多いです。
4 スリーピングタイプのパック
スリーピングタイプのパックは寝ている間にケアをするアイテムです。
夜のスキンケアの最後に、クリーム状やジェル状のパックを塗ってケアを行います。
時間を置いてから洗い流したり、剥がしたりする必要がないため、手軽に使いやすいのが魅力です。
保湿力が高いアイテムが多く、就寝中の肌の乾燥を防ぐ働きがあります。
アイテムにもよりますが、デイリー使いとして毎日使用できるものも多いです。
フェイスパックの選び方
1 フェイスパックの効果
フェイスパックを選ぶ前に、どのような効果があるのかをチェックします。
フェイスパックは主に保湿や美白、毛穴ケアなどの美容成分を配合しており、肌にしっかりと密着することでその効果を高めてくれます。
また化粧水で水分を補給した後にパックをすれば、水分を逃がしてしまうことなく肌に潤いを与えることが可能です。
種類が豊富なところも魅力の一つで、肌悩みや肌タイプに合わせて選ぶことが効果を高める上で大切なポイントになってきます。
2 使いやすいタイプを選ぶ
種類が多いパックですが、選んだアイテムが使いづらく、ケアが面倒になると本末転倒です。
アイテムを選ぶ上で使いやすさは大切です。
簡単に使えるものを求める方は、貼るだけのシートタイプのものを、時短ケアを求める方は洗い流す必要がないスリーピングパックや放置時間が短いアイテムのものを選ぶなど、自分の生活に取り入れやすいものを選んで下さい。
3 好みの使用感で選ぶ
忙しい毎日を過ごしている方にとってスキンケアは自分の為に使えるとても貴重な時間です。
肌への効果も大切ですが、心地よく使えるアイテムを選びたいところです。
しっとりとした感じが好きな方は粘度の高いアイテムを、さっぱりした感じが好きな方は水分量が多くサラッとしたアイテムを選んでみて下さい。
好みの使用感で選んでみるのも心地よく使えるアイテム選びのポイントです。
4 悩みによって選ぶ
パックはタイプによって得意とする効果が違ってきます。
乾燥が気になる場合は、保湿が出来るシートタイプやスリーピングタイプを、毛穴が気になる場合は、汚れを落とすクレイパックやピールオフタイプなどを、肌悩みに合わせて使い分けてみて下さい。
また成分によっても効果が異なるので、配合成分も合わせてチェックしてみましょう。
フェイスパックは毎日使ってもいい?
1 大前提は推奨されている使用頻度を守ること
アイテムによって推奨する使用頻度は異なります。
使っていて肌の調子が良いと、毎日使いたくなるかもしれません。
しかしアイテムによっては毎日の使用で肌に大きな負担をかけてしまう場合もあるため注意が必要です。
自己判断はせず、アイテムごとに記載している使用頻度をしっかり守るようにして下さい。
毎日ケアしたい方は、デイリーケアタイプのものを選びましょう。
2 肌に合っていない場合は直ちに中止する
気候の変化やストレスの影響などで、肌のバリア機能が低下することがあります。
毎日使っていたスキンケアに刺激を感じたり、肌荒れを引き起こす場合もあるため、デイリーケアアイテムでも違和感を感じたらすぐに使用を中止して下さい。
もし肌荒れが起きてしまった場合は、皮膚科などの医療機関に相談して下さいね。
3 ニキビが出来ている時は毎日NG
ニキビは油分の多いところや空気に触れにくい環境を好むため、ニキビが出来ている時は使用を避けて下さい。
特に炎症が起きているニキビは、さらに炎症を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。
治ってきたら再開してもいいですが、繰り返しニキビができるようなら肌に合っていない可能性もあります。
ニキビが気になる方はニキビケアや肌荒れを予防できるアイテムに切り替えることも検討してみて下さいね。
フェイスパックを毎日使いたい場合の効果的な使い方
1 朝と夜のスキンケアでアイテムを使い分ける
朝のスキンケアで油分の多いフェイスパックを使ってしまうと、メイクがヨレてしまう原因にもなります。
朝は肌に水分を与えるようなサラッとした使用感のアイテムを選ぶのがおすすめです。
しっとり感の強いタイプが好きな方は、夜のフェイスパックとして使いましょう。
朝と夜でアイテムを変えるのも一つの方法です。
2 血流が良い状態で使う
お風呂上りなどは血流が良くなり肌が柔らかくなります。
パックは血流がよく、肌が柔らかい状態での使用が効果的です。
温まって柔らかくなった肌は、冷えた肌より保湿成分や美容成分が角質層まで行き渡りやすくなります。
また時間に余裕があるときは、朝ホットタオルで肌を温めてからフェイスパックを使うのもおすすめです。
より効果的に使うならお風呂上りかホットタオル後の肌が温まっているときに使ってみて下さい。
3 事前に化粧水で肌を整える
パックはアイテムによって洗顔後すぐに使えるものもありますが、基本的に化粧水で肌を整えた後に使う方が効果的です。
肌は乾燥している状態よりも潤っている状態の方が保湿成分や美容成分が馴染みやすくなります。
4 肌に密着させる
シートパックを使う時に肌からシートが浮いているとせっかくの効果が半減するため、肌にしっかりと密着するようにつけましょう。サイズが合わない場合は、シートの頬骨辺りに切り込みを入れるとフィットしやすくなります。
フェイスパックを毎日使うとき逆効果になる使い方
1 長時間つけっぱなし
美容成分をたっぷり肌に与えたいと思う気持ちは分かりますが、長時間のつけっぱなしは逆効果です。
せっかくの美容成分とともに肌の潤いもシートに逆戻りするので、肌が乾燥する恐れがあります。
アイテムごとに記載してある指定時間を必ず守り、それ以上の時間を超えて肌にのせるのは絶対やめて下さいね。
2 入浴中にパックをつける
入浴中は肌も温まり体もリラックスしているので、ながらケアをするには絶好のタイミングだと勘違いしてしまいます。
入浴中は汗をかくため、肌に与えたい美容成分が汗と一緒に流れてしまいます。
パックはお風呂上りに汗をしっかり拭きとった後使うようにしましょう。
美容成分が角層までしっかり浸透しやすい、お風呂上がり30分以内のケアがおすすめですよ。
3 パックだけでスキンケア終了
フェイスパックをはずした直後は肌が潤い整った状態になります。
その状態に満足してスキンケアを終わらせてしまうと、せっかくの潤いや美容成分が蒸発してしまうことになります。
パックの後は油分が入っている乳液やクリームでしっかり蓋をし、美容成分を逃がさないことが大切です。
ベタつきが気になるなら、さっぱりした使用感の乳液を使うのがおすすめです。
フェイスパックを使っている上級者がやっていること
1 目元や口元はポイント美容液やクリームなどでしっかり保湿する
ほとんどのフェイスパックは目元や口元があいています。しかし目元や口元は顔の中で特に乾燥しやすいパーツです。
パックを付けている時間にどんどん乾燥が進んでしまうので、事前に美容液やクリームで保湿しておくのがおすすめです。
目元、口元が乾燥していると小じわが目立ち老け顔の原因になってしまうので、特に気を付けたいポイントです。
2 シートマスクの上からシリコンマスクをつける
シートパックの上にシリコンマスクをつけるとより密着性が高まるのに加えて、美容液の蒸発を抑えられます。
また密閉することにより角質層への浸透力も高まるのでおすすめです。
シリコンマスクは100円均一などで手軽に買えますが、ない場合はラップでも代用できます。
ラップを使う場合は呼吸ができるように鼻と口は避けてつけて下さいね。
3 パックの上に乳液を塗り裏返す
まずシートパックをつけて10分ほどおきます。その後シートの上に乳液を塗ります。
隙間がないようにまんべんなく塗って下さい。
その後シートをはずし反対に向けて乳液を塗った面を肌にのせます。
シートが体温で程よく温まっているため乳液が肌に馴染みやすくなり、もっちり肌に仕上がります。
フェイスパックはタイプによって期待できる効果や使い方が違います。
使用頻度も毎日使えるものから、週1、2回の頻度で使うものまでと様々です。
効果的に使うためにも大切なのは自己判断ではなく、アイテムごとの正しい使用方法でケアを行うことです。
正しく使ってワンランク上の美肌を手に入れて下さいね。