福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪

 

冬は肌が乾燥して・・・というお悩みをよくお受けします。
ですので、今回は肌を乾燥させないファンデーションの選び方をご紹介します。

1 ファンデーションの特徴を知る

いつもお使いのファンデーションはどうやって選んでますか?なんとなくで選んでいませんか?

 

最近では、リキッドファンデーションやパウダーファンデーションのような定番商品ではなく、エマルジョンファンデーションやクッションファンデーションなどのような新しいものも出てきています。

 

冬用の保湿ファンデーションを選ぶ前に、各ファンデーションのテクスチャーの特徴をおさらいしてみましょう。

 

リキッドファンデーション

油性成分が液状化し、5種類の中では水の配合率が最も高いファンデーションです。
比率的には平均すると水75%:油15%:粉10%となっており、みずみずしいツヤ感のある仕上がりが特徴です。

 

クリームファンデーション

液体と固体の中間程度の固さで、乳化クリーム状のファンデーションです。
リキッドよりも油分・粉の配合量が増え、比率は平均水50%:油25%:粉25%程度となっています。
水分の蒸発を保護する油分・保湿成分の配合量が多く、カバー力や保湿力は5種類の中でも最強クラスです。

 

エマルジョンファンデーション

エマルジョンファンデーションとは、パウダーファンデーションのようなコンパクトケースに入った形状で、中身がリキッドファンデーションやクリームファンデーションに近い感じのものです。
リキッドやクリームより少し固形に近く、練りファンデーションと呼ぶこともあります。

 

クッションファンデーション

スポンジ状のクッション地に、リキッドファンデーションに近い作りの液状ファンデーションが染み込んでおり、付属のパフで塗っていきます。
水分の配合率は製品により大きく異なり、平均で水70~80%:油15%:粉5%程度でリキッドファンデーションより更に水分配合率が高い製品が多いと言われています。

 

パウダーファンデーション

最も定番とされているのがこのパウダーファンデーションです。
「粉体」をプレスして固めたタイプのもので、固めずにルースファンデーションと呼ばれるタイプもあります。
以前は乾燥した肌には向かないといわれていましたが、最近では加工技術の進歩で乾燥に強いパウダーファンデーションも出てきました。

 

2 「保湿力」を肌質に合わせて選ぶ

油分の配合比率でファンデーションの保湿力を考えると、平均的に「クリーム>エマルジョン=リキッド>クッション>パウダー」という順番になります。
しかし保湿力はクリームが最強といっても、どの肌質にもクリームが絶対いいというわけではありません。

 

ノーマル・混合肌はリキッドファンデーション

ほとんどトラブルの無いノーマル肌・軽いオイリー肌・混合肌の方は、クリームファンデーションでは重たさを感じるかもしれません。
特に10~20代の方は、クリームファンデーションでは油分過多で、毛穴ニキビなどの肌トラブルが起こる可能性も考えられます。

 

ポイントは水分

保湿成分や美容成分が多めに配合されたリキッドファンデーションなら、ベタつきが気にならずに肌の水分はしっかりと守ってくれます。
10~20代の混合肌の場合は、皮脂の出やすい部分にだけポイント用下地を使うなど、下地と併用することで保湿系のファンデーションでもテカらずに仕上げられます。

 

乾燥肌・インナードライ肌はクリームファンデーション

水分量が少ない肌の場合は、湿度の低い冬パサパサになりやすい状態になります。
角質層の水分が奪われてファンデーションがフィットせずに浮いてしまったり、皮が抜けたりすることもあります。

 

そんなときは油分が多く、水分の蒸発を防いでくれるクリームファンデーションや機能性の高いエマルジョンファンデーションで、しっとりメイクをしてみましょう。

 

使い分けも大事

クリームファンデーションは密着力・カバー力がある反面、クレンジングによる肌の負担が大きいということがあります。
また、毎日高機能性クリームファンデーションを使用すると、肌の乾燥が促進してしまう可能性もあります。

 

なので、普段は保湿性のあるリキッドファンデーションを使い、外気に触れることが多い日にクリームファンデーションを使うなど、分けて使うことをおススメします。

 

敏感肌の方は肌負担の少ないものを

敏感肌の方はバリア機能が弱いため、密着力が高いクリームファンデーションを常用するのはおススメできません。
できれば肌への負担が少ないパウダーファンデーションなどを使うのが理想的です。

 

ただ、パウダーファンデーションだと乾いてしまう場合には、石鹸などで簡単に落とせるようなリキッドファンデーションやエマルジョンファンデーションを使ってみましょう。

 

30・40代肌には美容成分多めのファンデーションを

年齢を重ねていくとファンデーション選びも変える必要が出てきます。
体内におけるコラーゲンやヒアルロン酸の生産量が落ちていくため、生活に大きな変化がなくても自然と肌が乾燥しやすくなります。

 

乾燥小じわが気になったり、ファンデーションが粉浮きしてきているなと感じたら、季節性の乾燥だけではなくエイジングのサインともとれます。
そんなときには、美容成分が多く配合できるクリームファンデーションやエマルジョンファンデーションがおススメです。

 

ニキビ肌の方にはパウダーファンデーション

ニキビや吹き出物などのトラブルが起きているときは、密着力が強いファンデーションはおススメできません。
毛穴などをしっかりカバーするようなファンデーションは炎症を起こしている毛穴周辺のトラブルを悪化させる可能性があります。

 

なので、さらりと薄付きで肌への負担が少ないパウダーファンデーションを使いましょう。
ただしパウダーファンデーションの単品使いだと、乾燥した部分に粉浮きが起きやすくなるので、保湿系の下地を併用することをおススメします。

 

3 自分のライフスタイルにあったファンデーションを選ぶ

最後は見落としがちなポイントです。
せっかく新しくファンデーションを買ったのに、使いづらいともったいないですよね。
自分のライフスタイルに合わせてファンデーションを選ぶことも大切です。

夕方までずっと綺麗でいたい人:エマルジョンファンデーション

リキッドファンデーションやクリームファンデーションは外出先での化粧直しが大変です。
軽い化粧崩れならポイント用ファンデーションやコンシーラー、プレストパウダーなどでもお直しが出来ますが、パウダーの多用で肌が乾いてしまう可能性もあります。
お化粧直しを手軽にしたい、尚且つ乾燥させたくないという方は、エマルジョンファンデーションをお直し用に持ち歩くと安心です。

 

メイク時間を短縮したい人:クッションファンデーション

リキッドファンデーションやクリームファンデーションは、メイクの手間と時間が他のものよりもかかります。
メイクを出来るだけ短縮したいという場合には、クッションファンデーションを選んで試してみて下さい。

 

メイク時間を時短したい人は「クッションファンデ」

リキッドファンデーションやクリームファンデーションは、メイクの手間と時間が少々かかるのが難点です。

朝が忙しい・メイクをできるだけ時短したい!という場合には、手軽にメイクができる「クッションファンデーション」を選んでみてはいかがでしょうか。

クッションファンデーションなら、ほとんどの製品で下地を塗る必要がなく、ツヤ仕上げにするならプレストパウダー等も不要です。

スキンケアの後にいきなりメイクが始められ、ベースメイクにかける時間が大幅に短縮できます。

自分に合ったファンデーションを見つけて完成度の高いメイクに

いかがでしたか?
肌に粉拭きなどのカサつきが出てくると、肌年齢の印象は+7歳にもなると言われています。
また、肌の乾燥を放置していると水分量の低下が進み、真皮層にも刻まれる本格的なシワの原因になったり、トラブルが起きやすい肌に近づいてしまう可能性もあります。
乾燥しやすいこの時期だからこそ、早めの対策をしておきましょう。

 

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