福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪

 

前回は基本的なリップバームの使い方をご紹介しましたが、今回はもっと掘り下げてリップバームを使いこなしていくためのお話をします。

 

前回の記事はこちら
意外と知らないリップバームの使い方  vol1

リップバームの種類

リップバームと一言で言っても、スーッとするメンソールタイプのものや色付きのものなど色々な種類のものがあります。

主に配合成分によって3つに分類され、どれもお店で購入できますが、状況により使い分けが必要になってきます。

各種類の違いやメリットなどを以下にまとめてみました。

 

1 化粧品

保湿成分がメインのリップバームやリップクリーム。

香りがあったり、色がほんのりついていたりするものや、乾燥・紫外線を防ぐ成分が含まれているものがあります。

 

2 医薬部外品

唇の炎症を予防する成分が含まれたリップバームやリップクリーム。

パッケージに「医薬部外品」「薬用」と記載してあるのが目印です。

乾燥しやすい季節や体調によって荒れやすいときなどには医薬部外品のリップバームを試してみて下さい。

唇の荒れ具合に合わせてアイテムを変えていくのがおススメです。

 

3 医薬品

唇の炎症を治療するための製品が医薬品です。

パッケージに表記されている「第〇類医薬品」が目印です。

唇のひび割れや出血など荒れがひどい時は、保湿力の高い医薬品の製品をしっかり使えば治療効果が期待できます。

修復と消炎を促す成分が多く配合されているため、唇がボロボロになる前の荒れ初めの時期には効果的ですが、あまりにひどい場合は病院に相談することをおススメします。

 

リップバームの注意点

ここまでご紹介してきた通り、リップバームはぷるぷる唇を実現するとっても心強い味方です。

しかし、使い方を誤ると逆効果になってしまいます。

以下の注意点を知って、正しく使いましょう♪

注意点1 1日何度もつけると逆効果

リップバームは持ち歩きもしやすいので、乾燥が気になればついつい何度も塗ってませんか?

塗りたくなる気持ちはわかりますが、塗りすぎるとその都度唇に摩擦を与えてしまうのでかえって負担がかかります。

 

1日5回くらいまでに抑えて、それでも唇の状態が気になるようであれば、夜リップパックするなどスペシャルケアをすることをおススメします。

 

注意点2 唇の状態に合わせてリップバームを選ぶ

乾燥していない唇に薬用成分配合のリップバームを常に使い続けるのは避けましょう。

薬用成分に唇が慣れてしまい、薬用成分効果が少ない化粧品に分類される製品が効きにくくなることも考えられます。

 

また、荒れていない状態の唇には刺激が強すぎるので、逆に荒れてしまうこともあるので注意が必要です。

 

注意点3 使用量に合わせて容量を選ぶ

化粧品は一度開封すると空気に触れて酸化し質が落ちてしまいます。

使用期限が開封後半年程度なのでなるべく早めに使い切ることをおススメします。

 

特にリップバームは直接指で触れて塗るので、汚れや雑菌などが入りやすいアイテムです。

大容量でお得と思っても結局使い切れなければ無駄です。

衛生面を考えて使い切れるサイズのものをチョイスしてください。

 

注意点4 医薬品は長期間使用しない

当然ながら医薬品は大きな副作用のリスクがあります。

唇は普通の皮膚に比べ角層が薄く、薬剤の吸収性が高いため、副作用が大きく出てしまう場合もあります。

 

なので使用する際は長期間使用しないようにしてくださいね。

唇の状態がある程度よくなったら「化粧品」もしくは「医薬部外品」に戻すようにしましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

意外と奥が深かったリップバーム。

書きながら、マスクの下についついリップバームを大量に塗りたい衝動にかられ塗ってしまいました・・・。

この冬のお供に1個おススメです♪

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