福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪

 

下まぶたのメイクは、若者がやる「涙袋メイク」というイメージがあるかもしれませんが、実は年齢や一重・二重を問わず、大人の顔の印象を大きく変える重要なテクニックです。

 

特に、加齢に伴い顔の中心部分(中顔面)が長く見えがちになるという悩みを、アイメイクのポイントを下げることで解消し、中顔面短縮効果をもたらします。

 

 

このコラムでは、顔を若々しく見せ、目の形を強調するための、大人のための下まぶたメイクのポイントを解説します。

1. 「下まぶたメイク」の範囲と重要性

下まぶたメイクは、涙袋を作るだけでなく、目の丸みや奥行きを強調し、目を大きく見せる役割があります。

目の下のくぼみもしっかり開いてメイクをすることで、中顔面を短縮し、引き締まった印象を与えます。

 

意識する範囲: 眼球の下のくぼみ全体を含め、目の形が縦に開くように意識します。

 

涙袋の有無: 元々涙袋がある人も、形を整えることで目の開きが良くなります。

2. ベースメイクとツールの選び方

下まぶたのメイク崩れや、マスカラの落ちを防ぐための準備が重要です。

✅ ベースと下地

アイベース/コンシーラーの活用: 下まぶたのくすみや色ムラを整えるため、必ずアイベースまたはコンシーラーを使用します。

 

色選び: 目元を明るくしながら肌に密着させる、ピーチ系やコーラル系の色を選ぶと、クマっぽく見えずに肌馴染みが良くなります。

 

塗布方法: 目の周りの影を取りすぎると涙袋の立体感が出にくくなるため、くまを完璧に消すのではなく、目元を明るくする程度に留め、優しく叩き込むように塗布します。

✅ ツールの選び方

ブラシ: 先端が細く尖っているブラシを使用することで、メイクの範囲が分かりやすく、細かなラインも描きやすくなります。

 

チップ: ブラシに慣れていない場合は、チップを使用しても構いませんが、色を中途半端に乗せるとかえって汚く見えるため、「やるならやる」でしっかり色を乗せる意識が必要です。

3. 立体感を出すためのアイシャドウテクニック

若い子のメイクで見られる「線を引く」だけの涙袋メイクとは異なり、大人はマットな色を重ねて自然な立体感を作ることがポイントです。

✅ ステップ1:明るいマットカラーでベースを作る

1.カラー選び: ブラウン系だとくすんで見えることがあるため、淡いベージュやミルクティーのようなマットカラー(ピンク系、コーラル系でも可)を選びます。

 

2.塗布範囲: 筆の先端を使い、下まぶたの目頭から目尻手前まで、涙袋となる部分に沿って広げます。

 

3.目の縦幅を広げる: 目尻側を下げて塗ることで、目が下に大きく見え、タレ目効果を演出できます。目頭側の蒙古襞のラインまでしっかり入れると、目の開きが縦に強調されます。

✅ ステップ2:濃い色で目元を引き締める

1.カラー選び: ベースより少し濃いめのブラウンを少量取ります。

 

2・塗布範囲: 目尻側から、下のラインに沿ってスーッと入れ、目元を引き締めます。中央より少し手前まで馴染ませることで、自然な影ができます。

✅ ステップ3:ハイライトを中央に入れる

1.カラー選び: ベースに使用した最も明るいマットカラーまたは自然なハイライトカラーを使います。

 

2.塗布範囲: 下まぶたの中央、まつ毛の生え際と涙袋のぷっくりした部分の真ん中に、縦に線を入れるように塗布します。

 

3.効果: ノーズシャドウのように影を入れることで、涙袋の中央に立体感が生まれ、より目が下に大きく見えます。

4. 影のラインとラメの入れ方(オプション)

涙袋のラインを強調したい場合や、ラメを入れる場合のポイントです。

✅ 影のライン

ツール: 斜めにカットされた細いブラシや、平筆を使用します。

 

: パレット内の薄いブラウンと濃いブラウンを混ぜた色を使います。

 

描き方: 鏡を見て笑ったとき、ぷっくりと盛り上がる涙袋のすぐ下に、思い切ってスーッと一直線にラインを描くと、自然な影になります。描いた後、最初に使った明るいマットカラーで軽く馴染ませると、線がぼけて自然に見えます。

✅ ラメ(グリッター)

ラメの質感: キラキラしすぎるものは若者っぽくなるため、ベージュっぽいなど肌馴染みの良いラメを選びます。

塗布方法: 涙袋の中央に少量だけ乗せ、下に少し広げるような意識でつけると、自然な立体感が生まれます。

まとめ

大人こそ、単色で済ませず、アイシャドウを重ねて立体感を出すことが重要です。

下まぶたメイクは、顔の印象をアップデートし、目の縦幅を広げ、中顔面を短縮して見せる効果があります。是非試してみてくださいね♪

 

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