福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
前回はリキッドアイライナーを使う際、あえてまつ毛の隙間を埋めない方が洗練された印象になるとお伝えしましたが、今回は全く逆です。
ジェルアイライナーを使う場合はまつ毛の根元をしっかり埋めることが、より美しく印象的な目元を作るためのポイントとなってきます。
☑ 前回の記事はこちら
リキッドアイライナーはまつげの上?下?
ジェルライナーとリキッドライナーの違い
ではなぜジェルアイライナーの場合はまつ毛の隙間を埋めるべきなのでしょうか?
それはジェルアイライナーの特有の質感に秘密があります。
スルスルと伸び広がるクリーミーなジェルアイライナーは、リキッドのようなシャープでくっきりとしたラインではなく、ほんのりぼかしたような柔らかいラインを描くことができます。
まるでマジックで描く線とクレヨンで描く線の風合いが違うように、ジェルライナーはキリっと引き締めるというより、ふんわりと優しく引き締めるのに適しているのです。
同じブラックのアイライナーでも、リキッドに比べ抜け感や優しいニュアンスが出しやすいため、あえてまつ毛の隙間を埋めることでその魅力を最大限に引き出すことが出来るのです。
さらに、ジェルアイライナーは芯が柔らかく、目のキワや粘膜に近い部分でもスムーズに描けるという利点があります。
これによりまつ毛とまつ毛の隙間を埋める作業がリキッドに比べて格段に楽に行えます。
ジェルライナーの利点
想像してみて下さい。
ブラックのジェルアイライナーで、まつ毛のすぐ上にアイラインを引いた目元。
もしまつ毛の根元がスカスカと空いていたらどうでしょうか?
粘膜の肌色がギザギザと見えてしまい、せっかく引いたアイラインが浮いて見えたり、手抜きに見えてしまう可能性もあります。
リキッドのようにくっきりとしたラインで締まらない分、まつ毛の隙間をしっかりと埋めておくことで、ジェルライナーの持つ柔らかい風合いが、ヨレたりギザギザと悪目立ちするのを防ぎます。
逆に、ブラックのジェルライナーを使って、まつ毛の下、粘膜ギリギリの位置からまつ毛とまつ毛の隙間を丁寧に埋めていくとどうでしょう?
柔らかく滑らかなジェルがまつ毛の隙間にスッと入り込み、まるでまつ毛が増えたかのような、自然な目力アップ効果が生まれます。
いかにも「アイラインを引きました!」という印象を与えずにさりげなく目元を引き締めることができるのは、ジェルアイライナーならではの魅力です。
ジェルアイライナーで叶えるふんわり増毛風アイライン
自然な目力を手に入れるためのステップをご紹介します♪
1 まつ毛の隙間を丁寧に埋める
上まぶたを指で軽く持ち上げ、まつ毛の生え際の下側からまつ毛とまつ毛を埋めるようにちょこちょこと細かい線を描いていきます。
一気に線を引くのではなく、短い線を少しずつつなげていくイメージです。
2 まつ毛の少し上からラインを整える
薄く目を閉じ、1で描いた短い線の上端をなぞるように、まつ毛の少し上にラインを重ねます。軽いタッチで滑らかに整えていきます。
3 目尻のラインを伸ばす
目を開けた状態で、目尻のラインの先端が自然に細くなるように軽く伸ばします。
長さを強調したり引き上げたりする必要はありません。目尻にペン先を当て、力を抜くようにスッと外側へ動かすイメージです。
4 綿棒でラインを優しくぼかす
目尻のラインとまぶたに引いたライン全体を綿棒で優しくぼかします。
ラインをふんわりとぼかすことで、ジェルライナーの持つ柔らかいニュアンスが際立ちます。
いかがでしたか?
目元にアクセントを加えたい場合はまつ毛の上のラインをほんの少し太くしたり、目尻に長さをプラスするなど様々なアレンジを試してみて下さいね。