福岡市でメイクレッスン・骨格分析をしているBlue Starの長谷川です♪
ぱっちりとした目元にしてくれるつけまつげですが、派手に見えたり外れやすかったりとなかなか使いづらいアイテムです。
しかしコツさえ掴んでしまえば、初心者でも簡単につけることが出来るようになります。
なので今回はつけまつげについてご紹介します。
つけまつげの基本について
つけまつげは、まつげを長く見せて目力をアップさせてくれるアイテムです。
最近は長さや形も様々でナチュラルメイクが好きな方も使えるものが増えてきました。
簡単に印象的な目元にしてくれて、大人女子からも密かに人気になっているので是非この機会にマスターしてみて下さいね。
必要な道具について
初心者の方に向けてまずは準備する道具についてです。
これからつけまつげにチャレンジしようとされている方はぜひ参考にしてくださいね!
1 つけまつげ
つけまつげには大きく分けて2種類あります。
〇ストレートタイプ:毛が真っすぐで華やかな雰囲気が出せる
〇クロスタイプ:毛が生え際からクロスしていて馴染んで見える
サイズも大きく分けて2種類あります。
〇通常:まつげ全体につける
〇部分:目尻につけるものやハーフサイズのもの
色は黒・ブラウン・混合タイプなどあり、混合タイプのものはよりナチュラルに見える効果があります。
2 接着剤(のり)
つけまつげを購入したときにパッケージの中に入っていることもありますが、付属のものは密着力が弱い場合もあるので、別売りの専用のりを購入するのがおすすめです。
3 眉毛用はさみ
眉カット用などのはさみは、つけまつげを切るために使用します。
4 卓上ミラー
つけまつげを付ける時に両手を使うので、鏡は手に持たずに済むものを用意して下さい。
5 ビューラー
つけまつげを付ける前に、ビューラー(アイラッシュカーラー)でまつげを軽くカールしておきます。
6 アイメイクアイテム
アイメイクアイテムはまつげを付ける前に使用し、付け終わった後の微調整にも使用します。
7 ピンセット(なくてもOK)
つけまつげを付ける際にあると便利ですが、初心者はピンセットを使った方がやりにくい場合があるのでなくても大丈夫です。毛抜きで代用できるケースもあります。
基本的なつけまつげの付け方
次はつけまつげの付け方について解説していきます。
つけまつげの付け方がわからない、挑戦したけどうまくいかなかったという方は以下の手順を見直してみてください♪
1 付ける前
アイシャドウやアイラインなどのアイメイクは一旦先に済ませます。
自まつげはビューラーで軽く上げて、マスカラは軽くしておきます。
自まつげは角度を上げすぎるとつけまつげを付けにくいので、あくまで軽く上げるだけに留めておいて下さい。
全く上げないとそれはそれでうまく馴染みません。
2 パッケージから外す
パッケージから外すときは、根元の軸が台紙にのりでしっかり留められているので、つけまつげを傷めないようにそっと取り外します。
勢いよく外すと傷めてしなうので、指で取りづらい場合はピンセットなどでそっと端から外して下さい。
毛の方を引っ張ると抜けてしまう恐れがあるため、軸の方を持ち軸に残っているのりを綺麗に取り除きましょう。
3 シミュレーションをして長さを調整する
台紙から外したら自分の目の形や幅に合わせます。
鏡を見ながら自分の目の上にのせてつけたときのイメージをします。
目幅より大きかったらはさみでカットします。
「目頭からこれくらい離れた場所から」「この角度で」と確認をしてつけまつげの幅をしっかり調整します。
また目頭側の毛が短くなっているタイプのつけまつげの場合は、毛が短い方を残し、毛の長い方をカットすると自然な仕上がりになります。
いきなり大幅にカットするのが不安な場合は少しずつカットしながら長さを調節していくと失敗を防げます。
4 軸を馴染ませる
新品のつけまつげは軸部分はコシがあって硬いのでそのまま付けるとうまくまぶたのカーブに馴染みません。
付けやすくするためにこの段階でしっかり曲げたり伸ばしたりしておきます。
両端を10回ほど曲げ伸ばしするだけでOK。
こうすることで軸が柔らかくなり、まぶたの形に馴染みやすくなります。
5 接着剤を付ける
接着剤(のり)を軸部分につけます。接着剤にはチューブタイプと筆タイプがあり、こちらはお好みで選んで下さい。
軸が隠れるほどしっかり付けるのが適量ですが、多すぎると乾きづらくはみ出して汚い見た目になるので注意して下さい。
また両端は剥がれやすいので量が足りないことのないようにしっかり付けます。
6 つけまつげを付ける
接着剤を付けたら半乾きの状態が一番付きがいいので、少し手で風を送りながら時間をおきます。
次に自まつげの上に付けていきますが、つけ方の順番と位置が大切です。自まつげから0.5mmほど離れた黒目の上の位置につけまつげの中央部分をまずのせて、調整しながら目頭、目尻の順番で付けていきます。
目頭ギリギリにつけまつげを付けると目が開かなくなったり、瞬きする度につけまつげが目に刺さってしまうため、目頭から3mm程度あけるようにしましょう。
また指でつけづらい人はピンセットを使ってみて下さい。
7 つけまつげを馴染ませる
付け方のコツは付けた接着剤が完全に乾く前に、指で触りながら目に馴染ませることです。
下から指で押し上げて自まつげと馴染ませたり、押し上げながらまぶたをグッと押してしっかり接着させたりして馴染ませるとしっかりまつげが上がります。
8 アイメイクで調整する
バランスを見て物足りないところを主にアイラインで調整していきます。
目頭側は特に不自然に見えやすい部分なので、ナチュラルに見せるにはまつげとつけまつげの間や目頭をアイラインで埋めていきます。
つけまつげの長さに合わせて目尻側にアイラインを足すのもデカ目効果が出てきます。
つけまつげのはずし方
つけまつげをはずすときは接着剤の接着力を弱めてはずします。
つけまつげ専用のメイク落とし、またはぬるま湯をコットンに付けて接着部分の軸の上から優しく押さえます。
20秒ほど経ったらコットンをはずして接着力が弱まっているかどうか確認してください。
弱まっていれば目尻から少しずつ引っ張ってはずします。
強く引っ張るとまぶたがゆるむ原因となるため、強く引っ張らないようにして下さいね。
繰り返し使える保管方法
つけまつげをはずした後は、接着剤やアイシャドウなどのゴミを綺麗に取り除いて、ケースや元のパッケージに保管して下さい。
きちんと保管すれば繰り返し使用できます。
汚れたまま使うと目の病気になってしまったりまぶたが荒れたりする恐れがありますので注意して下さい。
一重さんと奥二重さんのつけまつげの付け方
一重さんに似合うつけまつげ
まぶたが重めの一重さんは目頭側が取れやすいので、目尻が長めのものやハーフタイプを目尻側に付けるのがおすすめです。
すっきりとした目元がタレ目に見えてキュートな仕上がりになります。
また軸が硬めのものを選ぶとまぶたがグッと持ち上がることで二重になる場合もあるので自分に似合うつけまつげを試してみて下さいね。
奥二重さんに似合うつけまつげ
奥二重さんも目頭側が取れやすいため黒目~目尻にかけて長くなるタイプのものや、まぶたの重さに負けないカールがかかったものがおすすめです。
つけまつげを植えるイメージでセパレートタイプのものもポイントで付けるのもナチュラルに見えます。
まつげが長く見えることで、目の丸さが強調されてデカ目効果が期待できます。
一重さんと奥二重さんのつけまつげの付け方
一重さんも奥二重さんもまぶたが重めでつけまつげが取れやすいので、目頭と目尻側にしっかりと接着剤を付けることが大事です。
目頭から少し離して付けることで取れにくくもなります。
また、アイラインはつけまつげとの境目が馴染むように目頭側にしっかりラインを引きます。
その後は完全に乾く前にまつげと自まつげを下から押して位置を調整します。
どんな目に見せたいか?
1 セクシーなタレ目に見せたい場合
優しいタレ目の印象にするには、目尻が長めタイプのつけまつげを付ければ簡単に理想の目に近づけます。
まずリキッドアイライナーで目の形に沿ってタレ目気味に長めに引いて、つけまつげを本来の目尻より少しはみ出して付けます。
はみ出し過ぎたり、カールを下向きに付けたりするとギャルっぽいイメージになるので、はみ出すのは2mm程度におさえて下さい。
またカールがそこまで強くないタイプのものがおすすめです。
2 キュートな猫目に見せたい場合
猫目に見せたい方は、目尻にボリュームのあるクロスタイプのものを使って下さい。
リキッドアイライナーで跳ね上げたラインを引いたら黒目の上から目尻に向かってつけまつげを付けます。
接着剤を軸の少し上部に付け、まつげのカールがしっかり上向きになる付け方をすると目尻にボリュームが出て猫目に見えます。
アイシャドウも目尻を濃いめに仕上げるとより猫目に見えます。
このつけ方は華やかに見えるのでパーティーシーンにおすすめです。
3 可愛い丸目に見せたい場合
真ん中が長めのカールが強いタイプを付けると、目が丸く可愛らしいイメージに仕上がります。
目の縦幅を強調するイメージでカールがしっかり上向きになるような付け方を意識して下さい。
一重さんや奥二重さんはセパレートタイプのものを黒目の上の位置に長めにバランスを見ながらのせていく付け方がおすすめです。
またアイラインは細めに引くのがナチュラルメイクに見えるコツです。
リキッドアイライナーで細めに引いて下さい。
長くなったので今回はここまで。
次回は「下まつげ用つけまつげについて」と注意事項をお伝えしていきます。